特別展「ファッション写真が語るモード—写真とドレスの関係性—」が、神戸ファッション美術館にて、2024年11月23日(土)から2025年1月26日(日)まで開催される。
特別展「ファッション写真が語るモード—写真とドレスの関係性—」は、ファッションと写真の関わりに着目する展覧会だ。マン・レイやロバート・メイプルソープ、篠山紀信、荒木経惟といった約70名の写真家による200作品に加えて、ガブリエル・シャネルやクリスチャン・ディオールといったデザイナーのドレス作品約40点を紹介する。
本展では、ファッション写真の変遷を紹介。ファッション写真の黎明期にあたる1920〜30年代に活躍したアドルフ・G・ド・メイヤーやマン・レイ、セシル・ビートン、モード誌とファッション写真が蜜月関係を取り結んだ1950〜60年代、ファッション写真をアートとして認めさせたアーヴィング・ペンといった巨匠、そして1970〜90年代にかけて、新しい写真世界を展開したヘルムート・ニュートンやロバート・メイプルソープなどの写真に光をあててゆく。
また、日本人写真家の活動にも着目。篠山紀信や荒木経惟、森村泰昌、奈良原一高、高木由利子など、昭和時代から平成時代にかけて活動してきた写真家の作品を紹介するほか、パリやミラノなどの大半のショーの撮影を担った大石一男による、1990年代のスーパーモデルの写真約30点を展示する。
さらに、実際の衣服の展示も。それぞれのデザイナーが渾身の力を注いで手がけた約40点の衣服を目にすることができる。
特別展「ファッション写真が語るモード—写真とドレスの関係性—」
会期:2024年11月23日(土)~2025年1月26日(日)
会場:神戸ファッション美術館
住所:兵庫県神戸市東灘区向洋町中2-9-1
開館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)
休館日:月曜日(1月13日(月・祝)は開館)、12月29日(日)~1月3日(金)、1月14日(火)
観覧料:一般 1,000円(800円)、大学生・65歳以上 500円(400円)、高校生以下 無料
※( )内は有料入館者30名以上の団体料金
※神戸市内在住の65歳以上は無料
※特別展「ガラスの祈り—能登島ガラス美術館名品」の観覧料を含む
※神戸ゆかりの美術館、小磯記念美術館の当日入館券の半券により割引
【問い合わせ先】
神戸ファッション美術館
TEL:078-858-0050