世界的デザイナー・横尾忠則がこれまでに手掛けた約900点の作品を収録した書籍「横尾忠則 全装幀集」が発売された。初版3,000部の刊行となり、随時書店に並ぶ。
一見、自由奔放にも見える作品には、タイポグラフィや空間の捉え方など、グラフィックへの造詣の深さが隠されている。処女作を含め、約900点の作品を収録したこの書籍はまさに「装幀という名の自伝」。
強力なパワーを放つ作品全てには横尾忠則本人によるコメントが添えられている。またカバーをめくると、本体表紙に横尾忠則のトレードマークともいえる''唇''が彫刻版で型押しされているなど随所にこだわりが。
なお、2013年7月には、香川県・豊島に横尾忠則の美術館「豊島横尾館」が誕生する。
詳細はこちら→
URL:https://www.fashion-press.net/news/5599
【書籍詳細】
横尾忠則 全装幀集
価格:¥9,240
サイズ:B5判変形
フォーマット:245mm×188mm
ページ:512(フルカラー)
バインディング:ハードカバー
ISBN:978-4-7562-4281-5 C3070
発売元:パイ インターナショナル
【プロフィール】
横尾忠則(よこおただのり)
1936年兵庫県に生まれる。
パリ、ヴェネチア、サンパウロ、など各国のビエンナーレに招待出品。国内外の美術館で多数の個展を開催。ニューヨーク近代美術館個展(1972年)、カルティエ現代美術財団個展(2006年)、金沢21世紀美術館個展(2009年)、瀬戸内国際芸術祭(2010年、豊島)。
1977年よりイッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)パリコレクションのインヴィテーションをデザインしている。