映画『明け方の若者たち』が2021年12月31日(金)に全国ロードショー。主演は、北村匠海が演じる。
原作は、ツイッターのフォロワー数14万人以上を誇る人気ウェブライター、カツセマサヒコの長編同名小説。「私と飲んだ方が、楽しいかもよ?笑」その16文字から始まった、若い男女の沼のような5年間を描いた青春譚は、現代でしか表現できない“エモさ”を詰め込んだ一作として、多くの反響を集めた。
映画化に至っては、主人公の<僕>をダンスロックバンド「DISH//」のリーダーであり、『君の膵臓をたべたい』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した北村匠海が抜擢。退屈な飲み会で出会った彼女に、一瞬で恋をした<僕>の大恋愛と、何者にもなれないまま学生から社会へと歩み出す人生の葛藤を繊細に演じる。
<彼女>:黒島結菜
<僕>が一目ぼれする<彼女>。演じるのは、映画『カツベン!』で第43回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、2022年放送開始予定のNHK連続テレビ小説『ちむどんどん』でヒロインを務める注目の女優、黒島結菜。
<尚人>:井上祐貴
新入社員の<僕>の同期で、後に親友となる。<尚人>役を担当するのは、「ウルトラマンタイガ」で主演を務めた井上祐貴。
また監督を務めるのは、映画、TV、MV、広告、写真と幅広いジャンルで活動する、23歳新進気鋭の松本花奈。脚本は、『デイアンドナイト』、Netflixオリジナルドラマ「全裸監督2」で知られる脚本家・小寺和久が担当する。
作中では、“フジロック”“RADWIMPS”“ヴィレッジヴァンガード”などの固有名詞を散りばめるなど、現代の若者のリアルな青春劇を丁寧に描き出している。
主題歌を務めるのは、人気ロックバンド・マカロニえんぴつ。映画『明け方の若者たち』のために、新曲「ハッピーエンドへの期待は」を書き下ろした。ヴォーカルのはっとりが持つ心地よい歌声と、キーボードの多彩な音色を組み合わせたバンドサウンドが印象的な一曲となっている。
「私と飲んだ方が、楽しいかもよ?笑」
その16文字から始まった、沼のような5年間。明大前で開かれた退屈な飲み会。そこで出会った<彼女>に、一瞬で恋をした。下北沢のスズナリで観た舞台、高円寺で一人暮らしを始めた日、フジロックに対抗するために旅をした7月の終わり・・・。
世界が<彼女>で満たされる一方で、社会人になった<僕>は、""こんなハズじゃなかった人生""に打ちのめされていく。息の詰まる会社、夢見た未来とは異なる現在。夜明けまで飲み明かした時間と親友と彼女だけが、救いだったあの頃。でも、僕はわかっていた。いつか、この時間に終わりが来ることを・・・。
【詳細】
映画『明け方の若者たち』
公開日:2021年12月31日(金)
出演:北村匠海、黒島結菜、井上祐貴、山中崇、楽駆、菅原健、高橋春織、三島ゆたか、岩本淳、境浩一朗、永島聖羅、木崎絹子、寺田ムロラン、田原イサヲ、わちみなみ、新田さちか、宮島はるか、佐津川愛美、高橋ひとみ、濱田マリ
監督:松本花奈
脚本:小寺和久
原作:カツセマサヒコ「明け方の若者たち」(幻冬舎刊)