資生堂が2013年10月2日(水)、地上10階・地下2階建ての本社新社屋「資生堂銀座ビル」をオープンする。これは、本社旧社屋(1966年竣工)の建替えによるもので、新しい社屋はオフィス機能を中心に、多目的ホール、商業スペースなどを有する。
オフィスは6階から10階の5フロアで、その他、3階には多目的ホール「資生堂花椿ホール」、5階には肌に深い悩みを抱える方にメーキャップアドバイスを行う美容施設「資生堂ライフクオリティー ビューティーセンター」を設置。商業スペースには、エントランス・地下1階にフランス料理店「ロオジエ」、1・2階に高級生地メーカー「ロロ・ピアーナ」が入居する。
ビルのデザインには、資生堂を象徴する「花椿」、「唐草模様」を採用し、建物全体を覆うアルミシェードは、1つひとつが「未来」へ向かい伸びゆく様をかたちにしたオリジナルデザインの「未来唐草」から構成され、並木通りにモダンな流麗さを与える。 また環境対応として、屋上緑化を行うとともに、環境性能の高い資材の使用や設備を導入し、旧社屋に対して約30%のCO2削減を図る。
資生堂銀座ビルのオープンにあたり、都内に分散しているオフィス機能を3つの本社拠点(資生堂銀座ビル、汐留オフィス、汐留FSビル)に集約し、部門の再配置を行うとともに一部の施設を閉鎖して、オフィス機能の集約と効率化を推進する。
【ビル概要】
資生堂銀座ビル
開業日:2013年10月2日(水)
住所:東京都中央区銀座7-5-5
敷地面積:約1,116㎡
建築面積:約939㎡
延床面積:約9,957㎡
高さ:約48m
階数:地上10階・地下2階
構造:鉄骨造及び鉄骨鉄筋コンクリート造