書籍『名画のドレス 拡大でみる60の服飾小事典』が、2021年7月に発売される。
『名画のドレス 拡大でみる60の服飾小事典』は、ロココから印象派までの絵画作品を通して、18世紀から19世紀の西洋服飾史を紹介する書籍だ。
本書では、リボンや刺繍、花飾り、扇といったディテールに着目し、それらにまつわるロマンティックなエピソードを紹介。たとえば18世紀の肖像画に描かれた花飾りは実物のこともあり、小さな花瓶に水を入れ、それを器用に頭の中やドレスに隠して花が枯れないようにしていたという。
見開きに拡大した刺繡など、見応えのあるオールカラーで、画家たちが技巧の限りを尽くして描いた装いを楽しむことができそうだ。
書籍『名画のドレス 拡大でみる60の服飾小事典』
配本予定日:2021年7月14日(水)
著者:内村理奈
価格:3,520円
判型・ページ数:4-6・256ページ
発行:平凡社