ディズニー映画『ジャングル・クルーズ』の見どころ&制作の裏側を紹介。人気アトラクションから誕生した壮大な冒険映画の大迫力シーン実現の秘密とは?
ディズニー映画『ジャングル・クルーズ』は、1955年に世界で初めてオープンしたディズニーランドに開業当初から運行する、ジャングルをボートで探検するアトラクション「ジャングルクルーズ」から誕生した実写作品。主役の船長フランクにはドウェイン・ジョンソン、ヒロイン役の女性博士リリーは『メリー・ポピンズ』で主演を務めたエミリー・ブラントが抜擢された。
映画では、アトラクションでお馴染みの陽気で果敢な船長との旅を忠実に再現。あらゆる病気を回復させ、永遠の命さえ手に入るという、アマゾンに伝わる秘宝<不老不死の花>を巡り、クルーズ・ツアーの船長フランクと女性博士リリーが、壮大な冒険の旅に出る。
<映画『ジャングル・クルーズ』あらすじ>
舞台は1916年。〈不老不死の花〉を探しにアマゾンへやって来るのは、イギリスの植物博士、リリー・ホートンと弟のマクレガーだ。
彼らが頼りにするのは、アマゾンのジャングルを知り尽くした、クルーズ船“ラ・キーラ号”の船長フランク。ジャングルの奥地へと進んで行くラ・キーラ号。フランクの名解説を聞きながら、リリーやマクレガーはアマゾンの冒険を楽しんでいく。
しかし、〈不老不死の花〉を探していたのは、彼らだけではなかった。花の不思議な力を使って世界を支配しようとするドイツ帝国のヨアヒム王子、全身が蛇や植物に覆われた不気味な姿で、ジャングルに囚われている“不死”の男アギーレ、さらにフランクもある理由から花の場所を知りたがっていた。伝説の存在を巡る争奪戦が、想像をはるかに超えたスケールとスリルで展開していくーー。
そんなディズニー映画『ジャングル・クルーズ』の魅力は、映像の圧倒的なスケールと、実際のアトラクションさながらの“臨場感”。ジャングルに棲む様々な動物や民族、無限に広がる大地、アトラクションでも重要なポイントとなる“滝の裏側”など、観る人々にまるで本当のジャングルの中に入り込んでいるかのような感覚を与えるシーンが続々と登場する。
そんな抜群の没入感を再現したシーンの多くは、実はハワイに作り上げた“ディズニー史上最大のセット”で撮影したもの。ドウェイン・ジョンソンとエミリー・ブラントは、ハワイでの撮影について以下の様にコメントしている。
エミリー・ブラント
(ハワイの)カウアイ島の貯水池の周りに、美しいアマゾン族の村を再現した見事なセットを作ったんです。初めてアマゾン族の村のセットを目にしたときは驚きました。
本当にアマゾン族の村にいるように感じさせてくれ、あれほど別世界に連れていかれたような気分になれるセットに足を踏み入れたことは今までにありませんでした。
ボートのシーンも出来る限り実際に水の上で撮影をしました。本物のジップラインを使ったり、ドックやボートも全てリアルな物でした。爆破シーンもCGでは無く、実際に起こして撮影したんです。そうすることで、CGでは実現できないリアリティを再現できました。
ドウェイン・ジョンソン
それはディズニーが今までに作った最大のセットだったんです。CGで作られたものではなく、ハワイの何千エーカーもの土地と貯水池を使ったセットの中で実際にアクションを行いました。
2人が絶賛するディズニー史上最大のセットが生み出した圧巻のシーンは予告動画で垣間見ることが出来る。是非チェックしてみて欲しい。
撮影セットからビッグなスケールで制作された映画『ジャングル・クルーズ』。大迫力かつリアルな映像とその臨場感が織りなす、没入感をたっぷりの“ジャングル旅行”を是非映画館で体験してみて。
映画『ジャングル・クルーズ』
公開日:2021年7月29日(木)全国公開
原題:Jungle Cruise
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
監督:ジャウム・コレット=セラ
出演:ドウェイン・ジョンソン、エミリー・ブラント
声:小山力也(フランク船長)
※7月30日(金)よりディズニープラス プレミア アクセス(追加支払いが必要)でも公開。