静岡・沼津にあるホテル「沼津倶楽部」が、2023年初春にリニューアルオープンする。
静岡・沼津にある「沼津倶楽部」は、1907年に建てられ、戦後は日本国憲法草案の話し合いに用いられるなど、100年以上の歴史を持つ登録有形文化財・数寄屋造りの和館や、2008年に渡辺明による建築で設けられた宿泊棟からなるホテル。
リニューアルでは、伝統的な数寄屋造りの和館と宿泊棟を、建築の意匠やデザインは引き継ぎつつ改修工事。さらに東京の「東京チャイニーズ一凛」や、鎌倉の「イチリンハナレ」といった創作中華の人気店を手掛けたシェフ・齋藤宏文によるモダンチャイニーズレストランが新たに開業する。
新たな「沼津倶楽部」の経営及び運営を行うのは、小田急電鉄が進めるまちづくり「下北沢線路街」における商業空間「リロード(reload)」やホテル「マスタードホテル下北沢」などを手掛けたGREENING。
宿泊棟にはサウナやスパなどのリラクゼーションサービスも提供するほか、ウェディングなどの式典サービスの展開、ほかにも文化を継承していくためのアートやカルチャーイベント、お茶会などの催しも企画する予定だ。
ホテル「沼津倶楽部」
オープン日:2023年初春
運営・経営:GREENING