大阪歴史博物館では、特集展示「泉布観—大阪最古の洋風建築—」を、2025年2月19日(水)から4月14日(月)まで開催する。
明治4年(1871年)に創業した造幣寮の応接間として、大阪の大川沿いに建設された泉布観(せんぷかん)。皇族や国内外の要人を迎えるなど、明治時代を通じて大阪の迎賓館として利用されてきた泉布観は、大阪においては現存最古、日本国内でも最初期の洋風建築であり、昭和31年(1956年)には国の重要文化財に指定されている。
特集展示「泉布観—大阪最古の洋風建築—」では、泉布観の建設経緯や建築の特徴について紹介。あわせて、これまで語られることの少なかった明治時代以降の泉布観の歴史にも、明治天皇行幸関係資料や建築資料などを通して光をあてる。
会場では、泉布観にまつわる資料約25点を展示。大川沿いの泉布観を、煙突から黒煙を吐く金銀貨幣鋳造工場などとともに描いた《浪花新景 川崎金吹場》や、泉布観の図面や装飾タイルなどを目にすることができる。
特集展示「泉布観—大阪最古の洋風建築—」
会期:2025年2月19日(水)〜4月14日(月)
会場:大阪歴史博物館 8F 特集展示室(常設展示場内)
住所:大阪府大阪市中央区大手前4-1-32
開館時間:9:30〜17:00(入館は閉館30分前まで)
休館日:火曜日
観覧料:大人 600円(540円)、高校・大学生 400円(360円)
※常設展示観覧料で観覧可
※( )内は20名以上の団体割引料金
※中学生以下、大阪市内在住の65歳以上、障がい者手帳などの所持者および介護者1は無料
【問い合わせ先】
大阪歴史博物館
TEL:06-6946-5728