2006年夏「ティラマーチ(TILA MARCH)」ローンチ。
ティラマーチ(TILA MARCH)はフランスのアクセサリーブランド。
ティラマーチ(TILA MARCH)のブランド名は、創業者のタマラ(Tamara)とニコラ(Nicolas)二人の名前と、二人が出会った三月を意味する”March”が由来。ティラマーチのバックの特徴は良質な素材と機能性、軽さ、そして洗練されたディテールがデザインポイントの<easy-chic>なスタイル。
キャンバスとレザーのトリミングを組合せたバイカラーの「ゼリグトートバッグ(Zelig)」は、ティラマーチのアイコン的存在。「Zelig」のネーミングは、ウッディ・アレンの映画「カメレオンマン」の中に登場する人物の名前がヒントとなっている。どんな女性のスタイルにも合うバッグをつくりたいという意志が込められている。
タマラ・タイシュマン(Tamara Taichman)が、パートナーであるニコラ・ベルデュゴ(Nicolas Berdugo)と共にティラマーチ(TILA MARCH)を2006年に設立した。
パリでファッションエディターとして活躍するタマラ・タイシュマン(Tamara Taichman)が、自らバカンスに持って行く為に作ったトートバッグをパリのファッションウィーク中に使用していたところ話題となり、彼女のパートナーであるNicolas Berdugo(ラグジュアリーレザーグッズ業界におけるマーケティングの専門家)と共にブランドを設立。
・タマラ・タイシュマン(Tamara Taichman)
1967年パリ生まれ。パリソルボンヌ大学で経済学を学んだ後、ファッション業界に飛び込み、フランス版ELLEのファッションエディターアシスタントとなる。
6ヵ月後にはファッションエディターとなり、フォトグラファーと組んでELLEのファッション連載ページを創作。彼女の仕事は連載ページに関するコンセプトの提案に始まり、スタイリングの決定はもちろんのこと、モデルのキャスティングからフォトグラファー・メークアップアーティスト・ヘアデザイナーの選出まで多岐にわたる。
シューティング中は、撮影チームと一緒に独創的・創造的かつスタイリッシュな環境を創り出すことで、その瞬間のムードを具現化。
フランス版ELLEでの仕事と平行して(現在においてもなお、主たる貢献者のひとりであり続けている)数多くのファッションブランドと提携し、プレタポルテ、広告イメージ、ファッションカタログの制作を手掛ける。
またファッションコンサルタントとしては、数多くのラグジュアリーブランドを担当し、プレタポルテ及びアクセサリーのデザインを手がける傍ら広告キャンペーンやブランドのイメージ形成にも携わる。
この分野での輝かしい数々の成功の後、ニコラ・ベルデュゴ(ラグジュアリーレザーグッズ業界におけるマーケティングの専門家)と出会い、タマラ自身が制作したゼリグトートバッグをきっかけにバッグブランド「ティラ マーチ(TILA MARCH)」の設立を決意。
タマラ・タイシュマンはまた、多くの日本人ファッショニスタの間では知られた顔でもある。というのは、何年にもわたり彼女のスタイルが日本人フォトグラファーにより撮影され、日本のファッション雑誌に紹介されてきたから。
そのスタイルとは、彼女のコレクションの根底に流れるスタイリッシュという意味での<シック>な感覚。これみよがしといった意味ではなく、決して<too much>にもならず、彼女特有のセンスで、アウトフィット・カラー・マテリアルに異なる要素をミックスさせることで創造される独自のシルエット。
・ニコラ・ベルデュゴ(Nicolas Berdugo)
フランスで最も定評のあるビジネススクール(HEC)で学んだ後、キッチンツールやコスメグッズを取り扱うヘンケル社で働き始め、フランス・ドイツ両国で活躍。
フランス帰国後、ラグジュアリーブランドでレザー商品のマネージメントを7年間務め、INTERPARFUMSにてVPマーケティングに携わり、フレグランス等のめー家手リングを担当するという多彩な経歴を持つ。