1983年ブランドスタート。
「チャムス(CHUMS)」はアメリカのアウトドアブランド。1983年にマイク・タゲット(Mike Taggett)がブランドをスタートする。
マイク・タゲットはコロラド川のガイドだった。マイクと彼の友人は高価なサングラスが川に落とさない方法を考えていた。そこでシューレースと気泡ゴムでできたサングラスのストラップを製作する。
これは製品化して売らなかったが、数年後にプロトタイプを製作してそれを仲間のガイドに協力して試してもらう。その結果、運よく機能性が十分であるだけでなく、見た目も素晴らしい出来となった。チャムスのブランド名はいまやサングラスのストラップでは有名となっている。
その後バッグやウォレット、その他の小物などもプロデュースする。チャムスのアイテムはポップでカラフルなデザインで人気となっている。
ブランドのマスコットは「ブービーバード」。一見ペンギンに見えるが、エクアドルから南メキシコの海岸線、日本では小笠原諸島に生息する「カツオ鳥」で、南米では“bobo(ボーボー)鳥”と呼ばれている。英語では「booby」と呼ばれ、最下位に与えられるブービー賞と同じ単語から、多くの人に親しまれるブランドになるよう設定された。