チン メンズウエア(CHIN MENSWEAR)の台湾出身のデザイナー・CHINは、セントラル・セント・マーチンズ校を2014年に卒業。セントラル・セント・マーチンズ校在学中は、ジョナサン サンダースやアレキサンダー・マックイーンにてインターンシップを経験。2015年4月にデビューコレクションを発表し、自身のメンズブランドを立ち上げる。
コンセプトの根本となるのは、メンズファッションならではの、クラシカルな仕立てとストリートな要素を結び付けた、新たな提案をすること。
ウール・コットン・サテン等の素材を使用した、センシュアルかつジェンダーレスなデザインが特徴。洗練された色使いや、自由でアヴァンギャルドなデザインで、独創的なメンズウェアを発信する。
近しい男性同士の友情や、ヴィクトリア朝の下着など、インスピレーション源はシーズンによって様々。2019年春夏コレクションは、映画『(500)日のサマー』からインスパイアされている。恋人との関係性が終了しても、過去に固執せずポジティブな未来を描くキャラクターからアイディアを得た。断ち切りのマルチカラーのクロップドトップスやジャケット、チェック地など、異なるファブリックをパッチワークしたウェアなどを展開する。
2019年春夏コレクションを最後にブランド休止。