2004年、ガブリエレ・コルト・モルテドが自身の名を冠したブランド「コルトモルテド(Corto Moltedo)」を設立。
ガブリエレ・コルト・モルテドは1977年、アメリカニューヨーク生まれ。ガブリエレ・コルト・モルテドはボッテガ ヴェネタの創始者であるモルテド夫妻の息子。両親のブランドの関係もあり、幼少期からヴェネチアの郊外、パリ、ニューヨークと3ヶ国を転々する。また両親がバッグブランドを経営していたため、美しく、職人的なバッグを作ることを、自然と覚える。
ニューヨーク大学では美術史を専攻。その後、ボストンのエマーソン大学でコミュニケーションを専攻し大学院を卒業。
その後、パリにアトリエを設立して、ラグジュアリーバッグのブランド設立の準備を進める。そして2004年、両親が過去にたどった道と同じように、自身のバッグブランド「コルト・モルテド」を設立。
デザインをパリで行い、素材などの研究開発、生産はイタリアのフィレンツェで行う。もともと両親の影響を受けつつ、バック製品の知識(職人的な要素)は教わっており、それをベースに最新のファッションを取り入れる。ポップな要素とシックな要素を持ち合わせ、かつ高級感がある点が特徴。ファッション誌のエディタなどからバッグのシリーズ、プリシラがヒットを飛ばす。
2008S/Sコレクションにてメンズラインを発表。2009年、パリのパレロワイヤルに初の旗艦店をオープン。
コルト・モルテドのバッグのデザインは、年齢などに左右されないデザインから、オノ・ヨーコ、リンゼー・ローハン、アンジェリカ・ヒューストン、シエナ・ミラーと幅広い世代に顧客を持つ。