2011年、クリエイティブ・ディレクターのMIOが「ビジュードエム(Bijou de M)」をスタート。
「ビジュードエム(Bijou de M)」は、日本のジュエリーブランド。クリエイティブ・ディレクターのMIOが、2011年にスタートさせた。
クリエイティブ・ディレクターのMIOは、グラフィックデザイナーの父とジュエリーデザイナーの母のもとに生まれ育った。ファッションやアートに関心を持ちながらも、ジュエリーとは縁遠い10代を過ごす。20歳の誕生日に母から「成人のお祝いに自分でジュエリーを作ってみたら?」と提案されたことを機に、ジュエリーデザインをスタート。MIOの好きなウサギをモチーフにした立体的なリングを考えるも、一般的なジュエリーとはかけ離れた斬新なデザインに、ジュエリー職人から作れないと断られる。この経験から、「意地でも作りたい」と意欲を燃やし、1年半の年月をかけて、ジュエリー職人とともに立体的なウサギのリングを完成させる。
そのリングが周りから評価され、MIOは思い切って自身のブランド「ビジュードエム(Bijou de M)」を2011年よりスタート。ウサギのリングは、ブランドを代表するアイテムとなる。学校に通ってジュエリーデザインを学んだことはなく、ジュエリー職人たちとのコミュニケーションの中で、ジュエリーの製作方法を学ぶ。ラグジュアリーと日本の“カワイイ”カルチャーをミックスさせたオリジナリティあふれるデザインで、ブランド立ち上げ当初から話題を呼ぶ。動物や植物のモチーフ、国旗シリーズなど、ラグジュアリーな素材を使ったポップなデザインのジュエリーを展開。
2015年、娘の名を冠したデイリーライン「メイ ビジュードエム(May Bijou de M)」をスタート。
2018年、ブランドをリブランディングし、「ビジュードエム(Bijou de M)」と「ミオ ハルタカ(MIO HARUTAKA)」の2ラインにリニューアル。ミオ ハルタカ(MIO HARUTAKA)では、ハイジュエリーコレクションも毎年製作。ビジュードエム(Bijou de M)は、カジュアルに着用できること、デイリー使いできることに重きを置きジュエリーをデザイン。また、従来からの動物や植物をモチーフにした人気シリーズは、ビジュードエム(Bijou de M)の定番として継続して展開する。