2007年年春夏、ティム・ハミルトンが自身の名を冠したブランドを設立。2015年より自身のブランドに関しては活動を休止。
ティム・ハミルトンは、1971年、アメリカのアイオワ州の生まれ。パーソンズにでファッションを学ぶ。在学中、ラルフローレンでインターンシップを経験し、そのまま就職する。
2006年、自身のブランド「ティム ハミルトン」を設立し、2007年春夏よりコレクションをスタート。メンズウェアのコレクションを発表した。デビュー後、間もなく注目を集め、2007年、2008年とCFDAの新人賞にあたるスワロフスキー賞にノミネートされている。
ティム ハミルトンのテーマは「TIMELESS PIECE」で、そのまま訳すと、時間を超越した作品。トレンドに関係なく、「新鮮に着ることができる服」を目指しているのではないか。実際のコレクションとしては、ヴェンテージとモダンであったり、カジュアルとミニマルを旨く融合させたスタイルが特徴。
ラルフローレンでのキャリアはとても有意義だったと、アメリカのファッション誌のインタヴューで語っているが、ラルフローレンの進め方は、ハミルトンにとってややコンセプチャル過ぎる部分があったという。そのためか、自身のブランドでは、テーマに深くとらわれ過ぎないように進めている。
デザインに関しては色が第一で、その次に生地を決める。そこから、この素材を使って「何ができるか」を考えていくという。
2009年、レディースウェアのコレクションを発表。同年、CFDAの新人賞にあたるスワロフスキー・アワードを受賞(メンズ部門)。
2017年、ザ・ノース・フェイスのグローバル・クリエイティブ・ディレクターに就任。