2018年、ロンドンで「パウラ カノヴァス デル ヴァス」設立。
パウラ カノヴァス デル ヴァス(Paula Canovas Del Vas)はフランスとロンドンを拠点するファッションブランド。ウィメンズを中心に展開している。
色鮮やかで独特の色使い、アーティスティックな要素を強く取り入れたシルエットがパウラ カノヴァス デル ヴァスの特徴。パウラのコレクションは、パターンやシルエット、素材への探求、そしてアーティストとの多分野にわたるコラボレーションに基づいている。素材では、主にデッドストックやリサイクル素材を使用しているのが特徴
創業者のパウラ・カノヴァス・デル・ヴァスは、スペイン生まれ。セントラル・セント・マーチンズをBAとMAファッションで卒業。ブランドを始める前には、ジョン ガリアーノ率いるメゾン マルジェラやグッチでインターンシップを経験し、カニエ・ウエストのクリエイティブ・コンサルタントも務めていた。
2018年、ステラ・マッカートニー奨学金を受けて自身のブランド「パウラ カノヴァス デル ヴァス」を創業。2018年秋冬シーズンのセントラル・セント・マーチンズでのデビューランウェイショーでは、“ディアブロ・シューズ”と呼ばれる悪魔のようなつま先のシューズとアクセサリーを発表し注目を集める。これをきっかけに、ドーバー ストリート マーケット ギンザでの取り扱いが始まった。
2020年にはマレ地区のヴォージュ広場の歴史的建造物を舞台に、インスタレーション“フラット ビューイング AW20(Flat Viewing AW20)”を発表。ジュリー・ガンベローニ(Julie Gamberoni)と共に開発した架空のアパルトマンに観客を招き入れた。
パウラは2022年にヴォーグ スペイン プライズ(Vogue Spain Prize 2022)を受賞し、LVMHプライズ(LVMH Prize 2022)のセミファイナリストにもノミネートされた。