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HACKETT LONDON

ハケット ロンドン

ブランドのはじまり

1983年、ロンドンのニューキングス・ロードに「ハケット」を創業。

ハケット ロンドンについて

ハケット ロンドン (HACKETT LONDON)は、英国スタイルの最たる象徴として、ヨーロッパを中心に世界各国で展開するメンズブランド。

創業者のジェレミー・ハケット(Jeremy Hackett)は1953年、イギリスのウィルト州ディバイゼルスに生まれる。父はテキスタイル装飾のビジネスに携わり、幼いころから布地に対する知識を養う。10代から地元の洋品店に勤め、その後、ロンドンのサヴィル・ロウのテーラー「ジョン・マイケル」で5年間勤める。

79年、アシュレイ・ロイド・ジェニングス(Ashley Lloyd-Jennings)とアンティークマーケットで有名なノッティングヒルのポートベロー・ロードで出会う。良質な紳士服(スーツ)の古着を探している際に出会い、意気投合したのがきっかけだった。この2人はパートナーシップを組み、紳士服のビジネス(良質な古着をリメイクして売るなど)に取り組みだしのであるが、この関係は今なお続いている。

83年、ニューキングス・ロードに「ハケット」の1号店をオープン。オープン当初は良質な古着やアクセサリーを販売していた。ハケットの目利きの良さでショップはすぐに評判となった。

やがて古着の供給が追い付かなくなり、天然素材の紳士服を新たに作ることを決意。85年、デザイン、製造、販売をスタート。ジェニングスとハケットは自身の持つブリティッシュスタイルに関する知識とアイデアを製品に反映させた。やがてサヴィル・ロウご用達の人々もハケットのスーツ、アクセサリーを購入するようになる。

80年代後半には、イギリス以外の国にも顧客を獲得し、89年、スペインのマドリードにショップをオープン。91年までにハケットはロンドンに7店舗を展開するまでになった。92年、アルフレッド・ダンヒル(現在、クロエモンブランなどを傘下に抱えるリシュモンの傘下)が買収。ダンヒルの資金力もあり、ショップの展開をさらに広げていく。

95年、 子供服のライン「Essential British Kids」をスタート。90年代にイングランドラグビーチームの公式スポンサーとなる。2003年、ラグビーワールドカップにてイングランドが優勝した際にはハケットのスーツも話題となった。

2005年、ペペジーンズがリシュモンからハケットを買収。グループの支援もあり、さらに展開を広げる。同年、サングラスラインをスタート。

2013年、サッカークラブ「チェルシーFC」のオフィシャルサプライヤーとなる。2016年までの期間、ファーストチーム、マネジメントスタッフ、コーチングスタッフのオフィシャルスーツを提供する。

2019年、ラグビーチーム「ブリティッシュ・アンド・アイリッシュ・ライオンズ」の公式プレミアムウェアメーカーに任命。2019年6月から2021年7月までのツアー・南アフリカにおける3年間のパートナーシップを提携する。

日本では一時ライセンス、輸入商品ともに展開していたが、一度、撤退するも、その後、本社100%子会社のハケット・ジャパンを設立。2009年、4月、東京丸の内にショップをオープン。日本市場への再進出ともなるショップでは、スーツをはじめカジュアルから小物まで、トータルラインナップを取り揃え、真の英国スタイルを発信している。

公式サイト

https://www.hackett.com/

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