政治家一族の宇田家の次男・宇田晄司は建築会社を設立するも倒産し、あえなく政治スキャンダルの渦中にいる国会議員の父・宇田清治郎の秘書を務め、煮え切らない日々を送っていた。
そんなある日、一家の長女・麻由美の幼い娘が誘拐された。
犯人からの要求は身代金ではなく、「明日午後5時までに記者会見を開き、おまえの罪を自白しろ」という清治郎への脅迫。それは決して明かすことが許されない国家を揺るがす”罪”だった。
権力に固執し口を閉ざす清治郎 ―。晄司はタイムリミットまでに罪に隠された真相を暴き、家族の命を救うことができるのか!?
映画『おまえの罪を自白しろ』は、真保裕一の同名小説を水田伸生監督が映画化した作品。前代未聞の誘拐事件が描かれる。主演の中島健人は、政治家一族・宇田家の次男で、内閣府副大臣の父・宇田清治郎の議員秘書を務める宇田晄司役を担当。堤真一は、家族や息子にも権威的に振る舞う政界の大物議員・宇田清治郎役を演じる。