映画『Broken Rage』は、アマゾン(Amazon) MGMスタジオ製作のアマゾンオリジナル映画。第81回ベネチア国際映画祭正式出品作品であり、日本の配信動画作品がベネチア国際映画祭に正式出品されるのは初となる。北野武が監督・脚本・主演を務め、「暴力映画におけるお笑い」をテーマにした物語を展開。警察とヤクザの間で板ばさみなった殺し屋が生き残りをかけて奮闘する、裏社会を舞台に繰り広げられる骨太のクライムアクションにはじまり、後半では同じ物語でありながら、前半と同じ物語をなぞるコメディタッチのセルフパロディを展開する。
主人公の殺し屋・ねずみを演じるのはビートたけし。ねずみを、麻薬捜査の覆面捜査官として捜査協力させようとする刑事役に、浅野忠信・大森南朋が名を連ねる。麻薬売買を取り仕切るヤクザの親分は中村獅童、その若頭は白竜が演じる。