展覧会「朝倉文夫生誕140周年記念 猫と巡る140年、そして現在」が、大分県立美術館にて、2023年6月9日(金)から8月15日(火)まで開催される。
1893年生まれの彫刻家・朝倉文夫(あさくら ふみお)は、徹底して自然主義的な写実表現を貫き、日本の彫刻界を牽引する存在として活躍した。一方、朝倉は無類の愛猫家としても知られており、猫を題材とする作品も数多く残している。
朝倉は、猫の作品の多くを展覧会出品を目的に手がけたのではなく、ともに暮らす猫との思い出を日記のように造形化したのだった。猫の仕草や表情をいきいきと捉えたその作品は、朝倉の優れた造形力を示すばかりでなく、猫に対する温かな感情をも湛えている。
展覧会「朝倉文夫生誕140周年記念 猫と巡る140年、そして現在」では、《よく獲たり》や《たま(好日)》 をはじめとする猫の作品を軸に、朝倉の創作を紹介。大分を拠点に国内外で活動を行う美術家・安部泰輔と、絵本作家・美術家のザ・キャビンカンパニーを迎え、その視点から朝倉と猫の作品を捉えなおす。
展覧会「朝倉文夫生誕140周年記念 猫と巡る140年、そして現在」
会期:2023年6月9日(金)〜8月15日(火) 会期中無休
会場:大分県立美術館 1階 展示室A、アトリウム
住所:大分県大分市寿町2-1
開館時間:10:00〜19:00(金・土曜日は20:00まで)
※入場はいずれも閉館30分前まで
観覧料:一般 1,400円(1,200円)、高校・大学生 1,000円(800円)、中学生以下 無料
※( )内は前売および有料入場20名以上の団体料金
※身体障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳の提示者および付添者(1名)は無料
※チケットは、大分県立美術館、ローソンチケット(Lコード 83085)、チケットぴあ(Pコード 686-352)ほかにて販売
※会期中にかぎり、本展の半券提示によりコレクション展を無料で観覧可
【問い合わせ先】
大分県立美術館
TEL:097-533-4500