映画『ほつれる』が2023年9月8日(金)より全国公開される。主演は門脇麦、監督は加藤拓也。
映画『ほつれる』は、『もはやしずか』『ザ・ウェルキン』で第30回読売演劇大賞優秀演出家賞に輝いた気鋭の演出家・加藤拓也が監督を務める作品。初の長編映画『わたし達はおとな』を経て、オリジナル脚本・長編監督映画2作目として、周囲の人々と自分自身とゆっくりと向き合っていく女性が主人公の物語を届ける。
主演は、『あのこは貴族』や『渇水』などに出演している実力派俳優・門脇麦。共演に、田村健太郎、染谷将太、黒木華ら個性豊かなキャストが名を連ねる。
主人公・綿子…門脇麦
目の前の現実に揺れる女性。夫と通じ合えない中、夫との関係性を忘れさせてくれる唯一の存在だった恋人、木村が目の前で事故死。木村の死を受け入れることができないまま過ごしていた。しかし、夫や周囲の人々、そして自分自身とゆっくりと向き合っていく。
文則…田村健太郎
妻・綿子とのすれ違う関係に苦悶する夫。疑り深く、綿子の外出に対して、「どこにいんの?何してんの、今?」と一緒にいるとされる友達に代われという。
木村…染谷将太
綿子が友人の紹介で知り合う男。綿子と頻繁に会うようになる。綿子は木村との食事を終え、別れたのち、背後から衝突音を聞く。振り返ると、そこには路上に倒れ込む木村の姿があった。これにより事故死してしまうが、彼の存在が綿子にとって大きな転回点となる。
英梨…黒木華
綿子の親友。
哲也…古舘寛治
木村の父
尚、映画『ほつれる』の音楽は、『ドライブ・マイ・カー』で第16回アジア・フィルム・アワード最優秀音楽賞を受賞した石橋英子が担当する。
主人公・綿子とその夫・文則の関係は冷め切っていた。綿子は友人の紹介で木村と知り合い、頻繁に会うようになる。あるとき綿子と木村の関係を揺るがす決定的な出来事が起こってしまう。平穏に見えた日常の歯車が徐々に狂い始め、過去を振り返る綿子。夫や周囲の人々、そして自分自身と向き合っていくことになる。
【作品詳細】
映画『ほつれる』
公開日:2023年9月8日(金)
監督:加藤拓也
脚本:加藤拓也
出演:門脇麦、田村健太郎、黒木華、染谷将太、古舘寛治、安藤聖、佐藤ケイ、秋元龍太朗、金子岳憲、安川まり
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