京都の細見美術館では、開館25周年記念展Ⅰ「愛し、恋し、江戸絵画 ─若冲・北斎・江戸琳派─」を、2023年9月5日(火)から11月5日(日)まで開催する。
1998年に開館し、2023年に25周年を迎える細見美術館。仏教美術から茶の湯の美術、琳派や伊藤若冲などの江戸絵画まで、日本美術を網羅するそのコレクションは、実業家・日本美術コレクターの細見古香庵(ほそみ ここうあん)に始まる細見家3代の蒐集品を基礎としている。
展覧会「愛し、恋し、江戸絵画 ─若冲・北斎・江戸琳派─」は、細見美術館のコレクションを2展にわたって紹介する第1弾。本展では、二代古香庵と妻の有子が蒐集した、伊藤若冲や葛飾北斎、酒井抱一などの江戸絵画を一挙公開する。
会場では、奇想の絵師として知られる伊藤若冲の《群鶏図》や《糸瓜群虫図》、葛飾北斎による肉筆美人画《五美人図》、江戸琳派の鈴木其一《朴に尾⻑鳥図》や酒井抱一《白蓮図》などを展示。細見コレクションならではの作品の競演にも注目したい。
開館25周年記念展Ⅰ「愛し、恋し、江戸絵画 ─若冲・北斎・江戸琳派─」
会期:2023年9月5日(火)〜11月5日(日) 会期中に一部展示替えあり
会場:細見美術館
住所:京都府京都市左京区岡崎最勝寺町6-3
開館時間:10:00〜17:00
休館日:月曜日(祝日の場合し、翌火曜日に休館)
入館料:一般 1,400円、学生 1,100円
【問い合わせ先】
細見美術館
TEL:075-752-5555(代)