展覧会「細見コレクション 若冲と江戸絵画」が、京都の細見美術館にて、2025年3月1日(土)から5月11日(日)まで開催される。
「奇想の絵師」として近年注目を集める、江戸時代の絵師・伊藤若冲。展覧会「細見コレクション 若冲と江戸絵画」では、細見美術館の所蔵作品のなかから、若冲作品を中心に江戸時代の絵画作品を公開する。
本展では、若冲の初期作と晩年作を紹介。30代の作である《雪中雄鶏図》や《糸瓜群虫図》には、精緻な描写や鮮やかな色彩など、若冲ならではの表現を見出すことができる。
一方、若冲の画業において重要な位置を占める水墨画は、細見美術館のコレクションにおいても大きな割合を占めている。会場では、80代の筆とされる《群鶏図》や《鼠婚礼図》などを目にすることができる。
さらに、本展では、若冲の弟子とされる若演(じゃくえん)の《釣瓶に鶏図》や、文人画家・池大雅(いけの たいが)の《児島湾真景図》など、江戸時代のさまざまな絵師による絵画を展示する。
展覧会「細見コレクション 若冲と江戸絵画」
会期:2025年3月1日(土)~5月11日(日)
会場:細見美術館
住所:京都府京都市左京区岡崎最勝寺町6-3
開館時間:10:00〜17:00
休館日:月曜日(5月5日(月・祝)は開館)、5月7日(水)
入館料:一般 1,800円、学生 1,300円
【問い合わせ先】
細見美術館(代表)
TEL:075-752-5555