琳派展24「抱一に捧ぐ—花ひらく〈雨華庵〉の絵師たち—」が、京都の細見美術館にて、2024年12月7日(土)から2025年2月2日(日)まで開催される。
装飾性に富んだ琳派を江戸に定着させ、江戸琳派の祖となった江戸時代後期の絵師、酒井抱一(さかい ほういつ)。抱一が晩年を過ごしたのが、江戸・下谷根岸の庵「雨華庵(うげあん)」である。雨華庵は、抱一が数多くの作品を描いた場所であるとともに、抱一の没後には、彼を慕う絵師たちの支えとなった。
琳派展24「抱一に捧ぐ—花ひらく〈雨華庵〉の絵師たち—」は、江戸琳派の作品を紹介する展覧会。雨華庵ゆかりの絵師による作品を蒐集してきた「うげやんコレクション」に、細見美術館のコレクションを加えて紹介する。
会場では、酒井抱一画・小鸞賛《紅梅図》をはじめ、酒井道一の《藤に牡丹図》、山本素堂の《朱楓図屛風》、酒井抱祝《朝桜図》などを公開。抱一に始まる、100年以上の江戸琳派の流れにふれることができる。
琳派展24「抱一に捧ぐ—花ひらく〈雨華庵〉の絵師たち—」
会期:2024年12月7日(土)~2025年2月2日(日) 会期中に一部展示替えあり
会場:細見美術館
住所:京都府京都市左京区岡崎最勝寺町6-3
開館時間:10:00〜17:00
休館日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日に休館)、12月26日(木)~1月6日(月)
入館料:一般 1,800円、学生 1,300円
【問い合わせ先】
細見美術館(代表)
TEL:075-752-5555