2014年6月18日(木)から9月13日(土)まで、「世界のビーズ」展が東京の文化学園服飾博物館で開催される。
左)女性用衣装 1982年頃 ポーランド ウォビッツ地方
右)女性用前掛 20世紀中頃 南アフリカ共和国 ンデベレ族
身近な装飾材料として親しまれ、現在も衣服や装身具などに広く用いられているビーズ。ビーズによる装飾は、古くから世界各地で行われてきた。それは単なる装飾にとどまらず、富や身分を象徴したり、あるいはそれ自体に“祈り”を込めたりすることもあった。
ビーズの素材や形、大きさ、色などは地域や時代によって様々で、多様な表現が可能だ。本展では、交易品として珍重されたガラスビーズ「トンボ玉」や、ヨーロッパの華やかなビーズ刺繍のドレス、象徴的な意味を持つアジアやアフリカの各民族の衣服や装身具など、約40ヶ国の多種多様なビーズが紹介される。
また、会期中は館内で「アジアンビーズ・バザール」が同時開催。インドのビーズをはじめ、アジアのテキスタイルも販売される。
普段から何気なく身に付けているビーズというありふれた装飾品も、その背景を深く知る事で、新たな一面を垣間見る事が出来るかもしれない。
【開催概要】
「世界のビーズ」展
開催期間:2014年6月18日(木)〜9月13日(土)
会場:文化学園服飾博物館
住所:東京都渋谷区代々木3-22-1 新宿文化クイントビル
TEL:03-3299-2387
時間:10:00〜16:30
※6月27日(金)、9月5日(金)は19:00まで開館、入館は閉館30分前まで。
休館日:日曜日、祝日
※8月3日(日)、24日(日)は開館。夏期休暇は8月10日(日)から17日(日)まで。
入館料:500円(400)円、大高生300(200)円、小中生200(100)円
※()内は20名以上の団体料金。障がい者とその付添者1名は無料。