鬼才ラース・フォン・トリアー監督最新作『ニンフォマニアック』の日本公開が決定した。2部構成の本作は、2014年10月11日(土)よりVol.1が、11月1日(土)よりVol.2が、それぞれ新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町・渋谷ほか全国で順次公開される。
『奇跡の海』でカンヌ国際映画祭グランプリ、『ダンサー・イン・ザ・ダーク』でパルムドールを獲得したデンマークの鬼才ラース・フォン・トリアー。『ドッグヴィル』『アンチクライスト』『メランコリア』など数々の衝撃作を発表してきた彼が、自身すべてのフィルモグラフィをも凌駕する問題作であると同時に、トリアー流の“喜劇”とも言える独創的な傑作『ニンフォマニアック』を完成させた。
これまでも多くの作品で、極限の状況下における愛の形を表現してきたが、本作のテーマはずばり “女性のセクシュアリティ”。自らをニンフォマニアック(=色情狂)と自覚する一人の女性の半生を、詩的かつユーモラスにVol.1、Vol.2の2部構成で描き切った。
このトリアー渾身の最新作に、世界中の演技派スターが集結。主人公の女性ジョー役には監督のミューズ、シャルロット・ゲンズブール。快楽を求めて不特定多数の男性とセックスにふける満たされない女性を体当たりで演じている。
ジョーの相手役ジェロームを演じるシャイア・ラブーフも過激なシーンを惜しげもなく披露しているほか、ユマ・サーマン、ウィレム・デフォー、クリスチャン・スレイター、ジェイミー・ベル、ジャン=マルク・バール、ステラン・スカルスガルドなど、そうそうたる役者たちが体当たりの演技で新境地を切り開いた。
【映画情報】
ニンフォマニアック
公開日:Vol.1 2014年10月11日(土)、Vol.2 2014年11月1日(土)
監督・脚本:ラース・フォン・トリアー
出演: シャルロット・ゲンズブール、ステラン・スカルスガルド、ステイシー・マーティン、シャイア・ラブーフ、クリスチャン・スレイター、ジェイミー・ベル、ユマ・サーマン、ウィレム・デフォー、ミア・ゴス、ソフィ・ケネディ・クラーク、コニー・ニールセン、ジャン=マルク・バール、ウド・キア
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