花沢健吾が手掛ける漫画「アンダーニンジャ」が主演・山﨑賢人、監督・福田雄一で実写映画化。2025年1月24日(金)より全国公開される。
原作となる漫画「アンダーニンジャ」は、2016年に実写映画化された『アイアムアヒーロー』などを手掛ける花沢健吾によるコミック。現代の日本で暗躍する忍者の戦いを描いたストーリーやリアリティある描写は、読み進めれば進めるほど引き込まれると話題を呼び、2023年にはTVアニメ化されるなど人気を博している。
実写映画では、忍者組織「NIN(ニン)」を中心に、透明化するスーツや刃が飛び散る手裏剣、衛星から放たれるレーザー砲など最新テクノロジーを駆使した戦いが次から次へと展開。最先端技術と迫力をかけ合わせた忍者アクションと、随所に凝縮された笑いの要素に注目だ。
主人公で、忍者組織「NIN(ニン)」に所属する末端忍者・雲隠九郎(くもがくれ くろう)を演じるのは、『ゴールデンカムイ』や『キングダム 大将軍の帰還』など、数々の実写化作品で主演を務める山﨑賢人。福田雄一とは『斉木楠雄のψ難』、『ヲタクに恋は難しい』に続いて3度目のタッグが実現した。
忍者たちの戦いに巻き込まれていく女子高生ヒロイン・野口彩花に扮するのは、浜辺美波。映画『ゴジラ1.0』や『もしも徳川家康が総理大臣になったら』など、話題作に出演し続ける浜辺美波は、山﨑賢人と初共演となる。
また、忍者組織「NIN」に所属し九郎に重大な“忍務”を言い渡す加藤役に、『変な家』や『劇場版ACMA:GAME 最後の鍵』で主演を務める間宮祥太朗、同じく「NIN」のくノ一である鈴木役として白石麻衣が参加。本格アクション初挑戦となる白石麻衣をはじめ、豪華キャスト陣による斬新な“忍者アクション”が繰り広げられる模様だ。
主人公・雲隠九郎(くもがくれ くろう)…山﨑賢人
忍者組織「NIN(ニン)」の末端忍者で、身分が低く“ノンキャリ”と呼ばれる下忍。17歳を自称しているが実年齢は24歳。引きこもりのニートで暇を持て余す生活を送っていたが、ある日、戦後70年以上にわたり地下に潜り続けている謎の組織「アンダーニンジャ」通称「UN」を調べるという重大な任務を言い渡される。「UN」が潜んでいるという情報を得て、講談高校に学生として潜入する九郎。雲隠一族最強と言われている雲隠虹郎の全ての忍術を継承したと言われているが……。
ヒロイン・野口彩花…浜辺美波
講談高校に通う金髪の女子高生。九郎の家の近所に住んでおり、忍者の戦いに巻き込まれていくことになる。
加藤…間宮祥太朗
宅配便の配達員姿で“忍務”を遂行する忍者組織「NIN」のエリート忍者(中忍)。冷静沈着な性格。雲隠九郎にとある重大な忍務を言い渡す。
鈴木…白石麻衣
忍者組織「NIN」に所属するくノ一。 普段は歴史小説家の編集担当として働いているが、忍務”となれば手裏剣やテーザー銃内蔵警棒などを巧みに扱う凄腕の女忍者。
猿田…岡山天音
忍者組織「NIN」に所属していたが脱獄=抜け忍(ぬけにん)に。戦場を求める猟奇的な性格の忍者。
山田美月…山本千尋
どこか掴みどころのない性格でまわりを翻弄する“あざとい女子”。講談高校の生徒で学園のマドンナ的存在。
蜂谷紫音…宮世琉弥
忍者組織「NIN」の一員であり、組織トップの孫。常に熊のぬいぐるみを抱く愛らしい見た目とは裏腹に、刀や手裏剣を巧みに使いこなす戦闘に長けた実力派忍者。
瑛太…坂口涼太郎
野口の幼なじみ。不登校になっていたが、九郎と行動を共にする男子高生。忍者ではない。
主事…平田満
表の顔は講談高校の主事だが、裏の顔も持っており、音を聞き分ける“順風耳(じゅんぷうじ)”の使い手である。謎の人物。
大野…ムロツヨシ
九郎と同じアパートに住む隣人で冴えないサラリーマン。九郎の部屋と押し入れで繋がっている。
川戸愛…木南晴夏
九郎と同じアパートの住人。ビール好きの陽気な女性。
担任…長谷川忍(シソンヌ)
講談高校の教員。九郎が潜入するクラスの担任。
吉田昭和…佐藤二朗
売れない歴史小説家。思弁小説で日銭を稼ぐ。
主題歌は、Creepy Nuts(クリーピーナッツ)の新曲「doppelgänger(ドッペルゲンガー)」。映画のストーリーや設定に構想を得て制作された書き下ろし楽曲で、中毒性のあるテンポと重低音、そして『アンダーニンジャ』の世界を想起させるリリックに注目だ。一度耳にすると、まるで頭の中に“忍び”込まれたように、病みつきになる1曲となっている。