映画『フィフティ・シェイズ・ダーカー』が2017年6月23日(金)に公開されることが決定した。
世界中で社会現象を巻き起こした、2015年の大ヒット映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』。巨大企業の若き起業家にしてCEO、女性ならば誰もが憧れずにはいられない超絶イケメンのグレイと、それまで恋の経験がなかった女子大生アナの、特異な恋愛模様を過激な描写で描き、人気を博したEL ジェイムズの小説の実写映画だ。
本作はその第2章。官能世界の過激さはもちろん、より深さを増したドラマティックな展開が繰り広げられる。
前作に引き続き、アナ役をダコタ・ジョンソン、グレイ役をジェイミー・ドーナンが演じる。また新キャストとして、グレイを特異な世界にひき込んだ女主人・エレナ役を、007シリーズ『ネバーセイ・ネバーアゲイン』(83)でボンドガールを演じ、『LA.コンフィデンシャル』(97)の妖艶な演技も話題となった、キム・ベイシンガーが務める。さらに、アーティストのリタ・オラも出演。
メガホンを握るのは、前作のサム・テイラー=ジョンソンから代わり『パーフェクト・ストレンジャー』(07)や人気海外ドラマ「ハウス・ オブ・カード 野望の階段 シーズン1〜2」での評価も高いジェームズ・フォーリーだ。
本作の豪華な衣装にも注目だ。第1章では地味な女子大生だったアナも、出版社に勤めるキャリアウーマンに。大人の女性へと成長したアナの上品な色気のあるオフィススタイルには、ドキッとさせられる。また、本作の見所でもある仮面舞踏会で、グレイがアナのために用意するディオール(Dior)やヴァレンティノ(VALENTINO)といったハイブランドのドレスで彩られた夢のようなウォークインクローゼットは、思わずため息が出るゴージャスさだ。
公開された予告編にはよりを戻し、これまでの歪んだ愛ではなく、真実の愛を育んでいく2人の姿が。しかし、グレイの過去を知る謎の女性や、アナに迫りくる職場の上司、さらに2人の行く先々へは正体不明のストーカーが現れるという展開が繰り広げられている。公開された本編映像の一部には、アナに近づく男性上司とその姿に嫉妬の炎を燃やすグレイが映し出されている。幸せに思えたアナとグレイの関係は一体どうなっていくのか、前作からさらに進化した『フィフティ・シェイズ・ダーカー』への期待が高まる。
本作の劇中歌として、テイラー・スウィフトと元ワン・ダイレクションのゼイン・マリクがコラボレーションした新曲「I Don’t Wanna Live Forever」やホセ・ジェイムズの楽曲が作品を彩る。
恋愛未経験の純粋な女性・アナと、大企業のCEOである大富豪・グレイ。二人は強く惹かれあいながらも、グレイの歪んだ愛の形をアナは受け入れきれず、彼の元を去る。
やがて大学を卒業し、出版社に就職し新生活を始めるアナ。一方、グレイはこれまでの女性には持つことのなかったアナへの愛情に気づき、関係を戻したいとアプローチする。秘かにグレイを思い続けていたアナは喜びを感じながらも、今度はアナの方から <新たな条件>を要求する・・・。
2人の未来に新たな“刺激的な生活”と“幸福”が広がるかに見えた矢先、突如現れたのは、グレイを特異な世界へと導いた年上の女性ビジネスパートナー、亡霊のような女性ストーカー・・・また執拗にアナに迫る出版社の上司など、予期せぬ危機が2人を襲う。そして遂に見えてきたグレイの驚愕の過去が、2人の未来を壊すかのように付きまとう・・・。2人に待ち受ける衝撃の結末とは・・・?
『フィフティ・シェイズ・ダーカー』
公開時期:2017年6月23日(金)
キャスト:ダコタ・ジョンソン、ジェイミー・ドーナン、リタ・オラ、キム・ベイシンガー、マーシャ・ゲイ・ハーデン
監督:ジェームズ・フォーリー
脚本:ナイアル・レオナルド
原作:EL ジェイムズ「フィフティ・シェイズ・ダーカー」(早川書房刊)
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