新複合商業施設「ハレザ(Hareza) 池袋」が、東京・池袋の豊島区庁舎跡地及び豊島公会堂跡地に誕生する。すでに2019年より順次開業を迎えていた同複合施設は、2020年7月1日(水)をもって全体開業となる。
「ハレザ 池袋」は、ミュージカルや伝統芸能を公演するホールや、アニメ、サブカルチャーを楽しめる空間など個性の異なる8つの劇場を備える新複合商業施設。
豊島区庁舎跡地及び豊島公会堂跡地の再開発「(仮称)豊島プロジェクト」のもと、7月1日(水)に開業を迎える「ハレザ タワー(Hareza Tower)」(オフィス棟)に加えて、2019年に竣工・開業した「東京建物ブリリアホール(Brillia HALL)」(ホール棟)、そして「としま区民センター」および「中池袋公園」を含めたエリア全体を指す。なお、「ハレザ タワー」には、7月3日(金)より「TOHOシネマズ池袋」がオープンする。
池袋の新たなランドマークとなるビル「ハレザ タワー」の1階および7階には商業店舗、そして2階から6階には、座席数約1700席・10スクリーンを有するシネマコンプレックス「TOHOシネマズ池袋」が入る。
「TOHOシネマズ池袋」では、TOHOシネマズ日比谷で好評を博す“スクリーン・サウンド・シート、3つのプレミアムな要素を兼ね備えたプレミアムシアター”を導入。その一方は、イースタンサウンドファクトリーが音響監修を行い、コンサートホールのようなプレミアムサウンドを実現した。そしてもう一方には、立体音響システム“ Dolby Atmos ”をカスタムスピーカーで日本初導入する。
また、TOHOシネマズとしては初となる「音の体感・迫力にこだわった轟音(ごうおん)を体感できるサウンド・システム」を導入したシアターも用意。他の映画館では味わえない“極上の音響”体験を提供する。
「ハレザ タワー」の1階には、映画館や劇場、ホールなどを楽しむ人に便利な飲食店4店舗、7階にはオフィスワーカーをサポートする2店舗が出店する。
ニューヨーク・ブルックリン発のオールデイブレックファーストの名店「エッグ(egg) 」は、ディナーも提供するレストランへリニューアル。ハレザ池袋へ場所を移し、新しく生まれ変わる。
「ハレザ 池袋」の中核を成す、多目的ホール棟「東京建物 ブリリア ホール(Brillia HALL)」は、2019年11月に開業を迎えた。同施設内には、ライブ劇場「ハレブタイ(harevutai)」、オープン型スタジオ「ハレスタ」、中池袋公園に面した劇場空間「パークプラザ」が設けられている。
「東京建物ブリリアホール」は、ミュージカルや大型商業演劇、伝統芸能等を上演する大型劇場をメイン施設とした「ハレザ 池袋」の中心となる施設。メインホールとなる劇場は、3層1,300席を有し、国際アート・カルチャー都市構想のシンボルとして位置づけられる。