ラデュレ(Ladurée)は、メゾンとしては日本初となる路面店を東京・青山に2018年3月22日(木)オープンする。
パリジェンヌに愛される老舗パティスリー、ラデュレが日本に上陸したのは10年前のこと。それ以降、これまでマカロンをはじめ、女性を虜にする数々のパティスリーを提案し続けてきた。
青山店は、日本に初めて誕生する路面店だ。これまでと変わらぬ宝石のように美しく、ロマンティックなパティスリーの数々を用意するとともに、優雅な空間の中で味わう新たな楽しみを提供する。
位置するのは青山・表参道の中心部。サロン・ド・テとブティックが併設の店内は、マリー・アントワネットと東京の可愛らしくシックな出会いを描いた、まるでおとぎ話から出てきたかのような空間が広がる。
扇形の長いす、ねじれたキャンディ・スティックのようなテーブル、メレンゲのようなシーリングライト、マーブル模様の床……。装飾や家具は美食と優しさへのオマージュとして、スイス・ジュネーブやロサンゼルスの店舗も手掛けてきた建築家・デザイナーのインディア・マダヴィが特別に手掛けたものだ。
大きなショーケースの中には、色鮮やかなパティスリーの数々。青山店では、この中から自分の好きなものを注文して、優雅な空間の中で上質なお茶やコーヒーとともに堪能することができる。
ローズが香るマカロン生地にフランボワーズとライチをあわせた「イスパハン」、愛らしい見た目通り苺のムースクリームとコンフィがマリアージュする「フレーズ ラデュレ」、奥深いチョコレートにヘーゼルナッツの香ばしさを加えた「プレジール シュクレ」。ラデュレお馴染みの定番・人気商品はもちろんのこと、青山店限定コレクションも用意する。
限定コレクションとして登場するのは、ユズを使ったパティスリーとマカロン。限定パティスリーの「エヴィダンス・ユズ」は、柑橘類の皮入りマドレーヌ生地に滑らかな柚子風味のクリームとココナッツムースを重ねてクリスピーなパールでアクセントを加えた一品。口にほおばると、爽やかな柚子の風味がふわりと広がり、優しいココナッツの甘さが混ざりあう。
下部をチョコレート、上部を柚子色のグラサージュで包み込んだ丸いフォルムは、まるで柚子そのもの。愛らしい見た目は食べるのが惜しまれるほどだ。
一方、限定マカロンは、オレンジ・イエローのマカロン・コックの間に柚子の香りのクリームを挟んだ「ユズ」。苦みをほんのり聞かせた甘さが、柚子そのそのものを表現しているよう。なお、青山店限定のマカロンボックスも販売される。