「幸せをよぶ手仕事 ユキ・パリス コレクション展」が、2018年9月13日(木)から24日(月)まで、東京・松屋銀座イベントスクエアにて開催される。
ジレ/アイルランド(1860年頃) / 世界文化社
ユキ・パリスは、展覧会の企画やコーディネートを行う傍ら、ヨーロッパ各地で古いレースや刺しゅうなど、針と糸の手仕事にまつわる作品、道具、資料などを収集してきた。40年以上かけて集められたその貴重なコレクションが話題を呼び、雑誌などでフューチャー。2002年には京都に私設ミュージアムをオープンし、その多彩なコレクションを一般開放している。
正装用帽子/デンマーク(1800年代初期~中期)/ 世界文化社
「幸せをよぶ手仕事 ユキ・パリス コレクション展」では、ユキ・パリスのコレクションの中から約500点を厳選し、ナポレオン時代の洗礼服や華麗なレースの衿、タペストリーなどを紹介する。さらに、スウェーデンとの国交150周年を記念して、スウェーデンの手仕事にもフォーカス。ユキ・パリスの思いや考えを取り入れながら、ヨーロッパの手仕事の世界を探っていく。
展覧会は4部に分かれて構成。初まりは「作るよろこび」と題し、美しい道具箱や見本帖など、手仕事を支える物たちに焦点を当てる。続く「見るよろこび」のコーナーでは、暮らしの中の美に迫る。20世紀中期に活躍したデザイナー グレタ・ベングトソンをはじめ、居室やテーブルを飾るレースと刺繍を紹介する。
衿 各種/フランス、ベルギー(1800年代~1900年代初期)/ 世界文化社
「使うよろこび」は、衿や袖、ハンカチなど装いによるアイテムで構成。中でも、ガラスビーズを散りばめた夜会用のバッグ、レースのコレクションは必見だ。ラストを飾る「スウェーデンの手仕事」では、スウェーデンにフォーカス。郷土色豊かな刺繍の数々が会場に彩りを添える。
【詳細】
「幸せをよぶ手仕事 ユキ・パリス コレクション展」
開催期間:2018年9月13日(木)~24日(月・振休)
会場:松屋銀座8F イベントスクエア
住所: 東京都中央区銀座3丁目6-1
時間:10:00~20:00※9月17日(月・祝)は19:30まで。最終日は17:00閉場。
※入場は閉場の30分前まで。
入場料:一般 1,000円(700円)、高校生 700(500)円、中学生 500(400)円、小学生 300(300円)
※()内は前売り料金。
【問い合わせ先】
松屋銀座代表
TEL:03-3567-1211