映画『THE GUILTY/ギルティ』が、2019年2月22日(金)に全国で公開される。
『THE GUILTY/ギルティ』は、デンマーク発の新感覚サスペンス。“電話からの声と音だけで、誘拐事件を解決する”というシンプルな設定ながらも、緊迫感に溢れた予測不可能な展開で、観る者を圧倒する。視覚情報がない中、劇中に溢れる様々な“音”の中から、犯人を見つけ出せるのか。人間の想像力を縦横無尽に操り、試していくかのような映像表現が繰り広げられる。
真夜中の緊急指令室の中で、いつも通り一本の通報を受けた主人公・アスガー・ホルムが、電話の相手の様子にどこか違和感を覚える。そのやり取りから、電話先の女性が誘拐されているということに気付くが、事件解決の手掛かりは電話の音だけ。果たして、アスガーはこの<見えない事件>にどう立ち向かうのか。
第34回サンダンス映画祭では、『search/サーチ』と並び、観客賞(ワールド・シネマ・ドラマ部門)を受賞。第47回 ロッテルダム国際映画祭観客賞/ユース審査員賞、第44回シアトル国際映画祭 監督賞の受賞などに加え、第91回アカデミー賞外国語映画賞 デンマーク代表にも選出されている。
監督は、『THE GUILTY/ギルティ』が長編映画監督デビュー作となるグスタフ・モーラー。『THE GUILTY/ギルティ』について、「音声というのは、誰1人として同じイメージを思い浮かべないということにヒントを得た。観客1人1人が異なる人物像を想像するのだ」と語っている。
主人公のアスガー・ホルムを演じるのは、ヤコブ・セーダーグレン。その他、イェシカ・ディナウエ、ヨハン・オルセン、オマール・シャガウィーらが出演する。
数々の賞を受賞し話題を集める本作のハリウッドリメイクが決定。主人公は、映画『ボストン ストロング 』をはじめ、『ナイトクローラー』や『サウスポー』で主演を務めたジェイク・ギレンホールが務める。また、オリジナル版の監督であるグスタフ・モーラーと、製作のリナ・フリントが、リメイク版のエグゼクティブ・プロデューサーとして製作に加わることも決定。さらに磨きがかかった巧みな演出にも期待したい。
真夜中の緊急指令室。誘拐された女性からの通報。解決の手掛かりは電話の声だけ。緊急通報指令室のオペレーターであるアスガー・ホルム(ヤコブ・セーダーグレン)は、ある事件をきっかけに警察官としての一線を退き、交通事故による緊急搬送を遠隔手配するなど、些細な事件に応対する日々が続いていた。そんなある日、一本の通報を受ける。それは今まさに誘拐されているという女性自身からの通報だった。彼に与えられた事件解決の手段は“電話”だけ。車の発車音、女性の怯える声、犯人の息遣い・・・。微かに聞こえる音だけを手がかりに、“見えない”事件を解決することはできるのか。
映画『THE GUILTY/ギルティ』
公開日:2019年2月22日(金) 新宿武蔵野館/ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開
出演:ヤコブ・セーダーグレン、イェシカ・ディナウエ、ヨハン・オルセン、オマール・シャガウィー
監督・脚本:グスタフ・モーラー
製作:リナ・フリント
脚本:エミール・ナイガード・アルベルトセン
撮影監督:ジャスパー・スパニング
編集:カーラ・ルフェ
原題:The Guilty