重要キャラクター
ブラック・パンサー/ティ・チャラ(チャドウィック・ボーズマン)
アフリカのワカンダの王国の王子。テロ事件によって国王である父が死亡。アイアンマンと共に、指名手配であるウィンターソルジャーを追う。(ブラック・パンサーとして活躍するその後の彼の物語は、『ブラックパンサー』で描かれている)
アントマン/スコット・ラング(ポール・ラッド)
ファルコンにスカウトされ、キャプテン・アメリカ側として戦闘員に登場。(初登場は『アントマン』)
スパイダーマン/ピーター・パーカー(トム・ホランド)
不思議な力を身に着けたNYに住む高校生ピーター・パーカー。それに目を付けたトニー・スタークがスカウト&スパイダースーツを提供する。物語はこの後、『スパイダーマン:ホームカミング』に続く。
<対立関係>
■キャプテン・アメリカ側
スカーレット・ウィッチ、アントマン、ホークアイ、ファルコン、ウィンターソルジャーら
※ホークアイは、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』でアベンジャーズから引退していたが、キャプテン・アメリカの危機を救うために戻ってきた。
■アイアンマン側
ブラックパンサー、ヴィジョン、ウォーマシン、ブラック・ウィドウ、スパイダーマン
結末
黒幕の存在に気付いたアイアンマンも、キャプテン・アメリカのもとへ!ジモを突き止めることに成功する。
しかしジモの本当の狙いは、チーム内の崩壊だった。ジモの策略により、かつてアイアンマンの両親を殺した犯人が洗脳されたバッキ―という証拠映像をみせられたアイアンは、この事実を知っていたキャプテン・アメリカに激怒。2人の仲は決裂し、かつてアイアンマンの父が戦時中にキャプテン・アメリカに贈った盾をこれ以上使うことを拒否する。(そのため、次作の『アベンジャーズ』ではキャプテン・アメリカのこれまでの盾は使われていない)
※その後、ジモはブラック・パンサーによって逮捕されている。
それではいよいよ、「アベンジャーズ」シリーズ3作目となる『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』へと突入しよう。
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は、ヒーローたちの強さを遥かに凌ぐ、宇宙最強のラスボス・サノスが登場。彼が狙っていたのは、強大なパワーを持つ6つのインフィニティ・ストーン。その全てが集まった時、指をパチンとひと鳴らしするだけで、一瞬で全宇宙の生命の半分を滅ぼすと同時に、持ち主は無限大の力を得るという。果たしてアベンジャーズは、サノスを食い止めることができるのか?
※サノス(ジョシュ・ブローリン):宇宙にうごめく悪の背後に存在し続けてきた最凶最悪の<ラスボス>。“宇宙救済”という歪んだ信念を実現するめ、無限大のパワーを秘めたインフィニティ・ストーンの入手を狙う。
今回重要なキーを握る“インフィニティ・ストーン”。まずはこれまでも「アベンジャーズ」シリーズ及びMCUの他作品で登場したその石の在処をおさえておこう。
スペース・ストーン(別名:テッセラクト)
『アベンジャーズ』に登場。アズガルドに保管されていたはずだが…
マインド・ストーン
ロキの杖に隠されていた。『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』で、ヴィジョンを生み出し、その額に埋め込まれている。
リアリティ・ストーン(別名:エーテル)
『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』で登場。ソーの恋人・ジェーンの体内へと吸収されていた。その後“コレクター”という宇宙人が保管。
タイム・ストーン
『ドクター・ストレンジ』で登場。首飾りとして、魔術師のドクター・ストレンジが身に着けている。(本作で本人もヒーローとして登場)
パワー・ストーン(別名:オーブ)
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』で登場。ザンダー星のノバ軍が管理。
ソウル・ストーン
いまだ登場していない謎に包まれたストーン。
これらのストーンが全て揃うことを食い止めるために、マーベルのヒーローたちが集結!スパイダーマンをはじめ、宇宙の最強(?)チーム“ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー”、そしてインフィニティ・ストーンの1つを持つ魔術師 ドクター・ストレンジなど。また『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』で分断されていたアベンジャーズのメンバーもサノスに立ち向かうために再結成を行う。そこにはキャプテン・アメリカの元親友で洗脳からとけたバッキ―や、ブラックパンサーも加わっていた。
※キャプテン・アメリカとアイアンマンの関係は修復されていない。
しかしこれだけの総力が集まっても、全くひるむ様子もなく、次々と隠されていたインフィニティ・ストーンを手にしていくサノス。ついに、最後の1つとなったのは、ヴィジョンの額に埋め込まれたマインド・ストーン。ソーの反撃もむなしく、額からその石を奪ったサノスは、その瞬間に指を鳴らしてしまう“パチン”‥‥