アーツ・トワダ(Arts Towada) 十周年記念「インター +プレイ」展が、青森・十和田市現代美術館にて、2020年7月23日(木・祝)から、3期にわたって開催される。
「インター +プレイ」は、十和田市のシンボルロード・官庁街通りをまるごと「美術館」に見立てるプロジェクト「アーツ・トワダ(Arts Towada)」の10周年を記念しての開催。およそ2年にわたる会期を3期に分け、国内外の気鋭作家の作品を展示する。
2020年7月23日(木・祝)から2021年8月29日(日)までの第1期では、企画展示室にて、足を踏み入れる来場者に新たな感覚を開くような作品を紹介。美術家の津田道子は、会場内に鏡やビデオカメラ、プロジェクターなどを設置することで、その間を歩く人の視覚を揺さぶる作品を展開する。
一方、音楽家のevalaは、音に身体が溶けていくようなサウンドインスタレーションを展示。さらにマルチメディアで構成された空間作品を手がける松原慈は、十和田湖の岩肌や地底で今なお燃え盛る炎に着想を得た作品を展示する。
また、3期にわたっての通年展示も。十和田市現代美術館の前庭には、身近なものに新鮮な切り口を与える作品を手がける鈴木康広が、ベンチとして座ることもできる大型の野外彫刻《はじまりの果実》を設置。さらに、現代アートチームの目[mé]は、まちなかの建物に、美術館の1室が飛んできたかのような白い空間を出現させる。
さらに各会期ごとに1回ずつ、「問題行動トリオ」が音楽とダンスによるパフォーマンスを展開予定。通常は入ることのできない夜の美術館を会場に、作品や展示空間との対話から生みだされる実験的なパフォーマンスを披露する。
アーツ・トワダ(Arts Towada) 十周年記念「インター +プレイ」展 第1期
会期:2020年7月23日(木・祝)〜2021年8月29日(日)
会場:十和田市現代美術館
住所:青森県十和田市西二番町10-9
開館時間:9:00〜17:00(入場は閉館30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合はその翌日、ただし8月3日(月)・10 日(月)、11月2日(月)は開館)
観覧料:企画展+常設展セット券 1,200円 / 企画展個別料金 一般 800円
※高校生以下は無料
※20名以上の団体は100円引き
■第2期・第3期 会期
・第2期 2021年10月1日(金)〜2022年1月10日(月・祝)
※当初は2021年9月18日(土)の開幕を予定していたが、臨時休館に伴い延期
・第3期 2022年1月22日(土)〜2022年5月29日(日)
※当初は2020年4月18日(土)〜2021年5月30日(日)の会期を予定していたが変更