映画『バクラウ 地図から消された村』が、2020年11月28日(土)よりシアター・イメージフォーラムにて公開。
映画『バクラウ 地図から消された村』は、『パラサイト 半地下の家族』がパルムドールを受賞した第72回カンヌ国際映画祭で審査員賞を獲得。シッチェス・カタロニア国際映画祭では、監督賞含め3冠を達成し、フランスの名映画誌「カイエ・デュ・シネマ」では、2019年ベスト10に選ばれるなど、世界で注目を集めた作品だ。
物語の舞台は、ブラジルの片田舎の村「バクラウ」。主人公のテレサは、村の老婆・カルメリータの死をきっかけに、久しぶりに故郷へ帰省する。その日を境に、村では血まみれの死体が発見されたり、給水車のタンクに銃が撃ち込まれるなど、不可解なことが起こり始める。インターネット上の地図から「バクラウ」村は姿を消し、上空には正体不明の飛行物体が現れるように。しかし、これらの出来事は、暴力と惨劇に満ちた世界の幕開けでしかなかった…。
主人公のテレサを演じるのは、アカデミー賞受賞作『蜘蛛女のキス』のソニア・ブラガ。ブラジルの若手女優バルバラ・コーレン、『奇跡の海』『ダンサー・イン・ザ・ダーク』などラース・フォン・トリアー作品の常連としても知られるドイツ出身の俳優ウド・キアなど、国際色豊かな俳優が脇を固める。
監督は、前作『アクエリアス』でカンヌ国際映画祭コンペティション部門に選出された、クレベール・メンドンサ・フィリオ。前作に引き続き、ソニア・ブラガと再びタッグを組む。
村の長老である老婆カルメリータの死をきっかけに故郷の村バクラウに戻ったテレサ。しかしその日から村では不可解なことが次々に起こり始める。突然、村はインターネットの地図上から姿を消し、上空には正体不明の飛行物体が現れる。村の生命線である給水車のタンクに何者かが銃を撃ち込み、村外れでは村人が血まみれの死体で発見される。めったに現れないはずの他所者の来訪、それは血で血を洗う暴力と惨劇の幕開けだった。
映画『バクラウ 地図から消された村』
公開日:2020年11月28日(土)シアター・イメージフォーラムにて公開
監督:クレベール・メンドンサ・フィリオ
脚本:クレベール・メンドンサ・フィリオ
出演:ソニア・ブラガ、ウド・キア、バルバラ・コーレン、トマス・アキーノ