サロン展「渋谷区立松濤美術館所蔵 南 薫造 日々の美しきもの」が、東京の渋谷区立松濤美術館にて、2021年2月12日(金)から3月7日(日)まで開催される。
南薫造は、明治末から昭和にかけて活躍した画家だ。広島に生まれ、東京美術学校(現・東京藝術大学)で西洋画を学んだ南は、卒業後にイギリスへ留学。帰国後に《坐せる女》(広島県立美術館蔵)で画壇にデビューし、以後洋画家として活動を続けるとともに、画壇でも重要な位置を占めた。
サロン展「渋谷区立松濤美術館所蔵 南 薫造 日々の美しきもの」は、南が日々の風景や生活、そこに暮らす人びとを描いた作品を中心に紹介する展覧会だ。
《西洋女性》や《少女》などの人物画、《無花果》をはじめとする静物画、そして《瀬戸の春》や《雪の積もった家》 といった風景画からは、温かく柔和な南の人柄までも感じられそうだ。
サロン展「渋谷区立松濤美術館所蔵 南 薫造 日々の美しきもの」
会期:2021年2月12日(金)~3月7日(日)
会場:渋谷区立松濤美術館 2階サロンミューゼ・特別陳列室
住所:東京都渋谷区松濤2-14-14
休館日:月曜日、2月24日(水)〜26日(金)
開館時間:9:00〜17:00(入館は16:30まで)
入館料:無料
【問い合わせ先】
渋谷区立松濤美術館
TEL:03-3465-9421