『華麗なるギャツビー』は、世界3大映画祭のひとつ第66回カンヌ映画祭で、実写3D映画として映画祭史上初のオープニング作品、またオフィシャル・セレクションの特別招待作品(アウト・オブ・コンペティション部門の作品)として上映されたことでも話題となり、全世界で大ヒットを記録している。
モラルが乱れ、ジャズと禁酒法の時代である1922年の春、故郷の中西部を離れ、ニューヨークへとやって来たフィッツジェラルド自身を思わせるトビー・マグワイア扮する作家志望のニック・キャラウェイの視点で語られる。ニックはアメリカン・ドリームを追い求め、毎夜豪華なパーティーを開く、ディカプリオ演じる謎めいた大富豪ジェイ・ギャツビーの隣家に居を構える。港を隔てた向こう岸には、いとこのデイジー(キャリー・マリガン)とその夫である女好きの貴族出身トム・ブキャナン(ジョエル・エドガートン)が住む邸宅。ニックは上流階級の人々、彼らの幻想、愛、偽りの世界にやがて魅了されていく。愛も富も人生も、ひとりの女性にひと夏で注ぎ尽くした、完璧なまでの悲恋。華麗な伝説と悪い噂に包まれたギャツビーの狂おしいほどのラブストーリーが始まる。
監督:バズ・ラーマン
出演:レオナルド・ディカプリオ、トビー・マグワイア、キャリー・マリガン、ジョエル・エドガートン
原作:F・スコット・フィッツジェラルドの小説「グレード・ギャツビー」
美術・衣装:キャサリン・マーティン
配給:ワーナー・ブラザース映画
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