「The Final」にて降りしきる雨の中、薫が剣心に傘を差し出す一幕で使われた神社「日牟禮八幡宮」。この場所は、古くから近江商人の信仰を集めて“八幡さま”との呼称で親しまれてきた。当地に八幡さまが祀られていたことが、八幡の地名となり、昭和29年の市制移行後の「近江八幡」の由来になったと言われている。
神社本殿裏にそびえ立つ屏風岩や森厳な佇まいの鏡池は、太古の昔から連綿と続いてきた信仰の在り方を伝えており、その御由緒は、観世流能楽「日觸詣(ひむれもうで)」にも、今なお瑞々しく謡われている。
【詳細】
日牟禮八幡宮
住所:滋賀県近江八幡市宮内町257
アクセス:JR琵琶湖線 「近江八幡」 下車 大杉町までバスで7分、名神竜王ICから30分
問い合わせ先:0748-32-3151
映画『るろうに剣心』では、滋賀県のほかにも日本各地でロケが行われた。滋賀県からも“はしご旅”を楽しめる、京都府と奈良県の聖地も要チェックだ。
『るろうに剣心』シリーズのクライマックスを飾る作品は2部構成。明治/幕末という異なる時代を背景に、物語の核心へと迫る。
前作から5年ぶりで公開となる映画『るろうに剣心 最終章 The Final』は、全2部作で構成。その第1作目となる同作は、原作の最終章にあたる<人誅編>をベースに、かつて“人斬り抜刀斎"として恐れられていた緋村剣心の過去が明かされる。
シリーズ最恐の敵・縁との因縁の対決を描いた「The Final」に続く「The Beginning」。舞台は、時空を超えて、明治から動乱の幕末だ。かつて“人斬り抜刀斎”と恐れられた剣心の過去と、剣心の最愛の女性・巴との出会い、そして十字傷に秘められた真実が、今明らかになる。