企画展「ホログラフィ・アートの先駆者(パイオニア) 石井勢津子」が、北九州市立美術館 本館にて、2022年7月16日(土)から9月4日(日)まで開催される。
ホログラフィは、裸眼で立体映像を見ることができる光学技術だ。1948年、ハンガリー出身のイギリス人物理学者デニス・ガボールによって発明され、1960年のレーザー発明による技術革新を経て、さまざまな記録・再生方法が編みだされ、映像領域に革命を起こした。芸術分野では、1960年代より注目されるようになり、「ホログラフィ・アート」という新しいジャンルが誕生することとなる。
日本では、1970年代後半からホログラフィ・アートの本格的な展覧会が開催されるようになった。なかでも、1946年生まれの石井勢津子(いしい せつこ)は、ホログラフィ技術を用いて制作に取り組んた先駆的な存在であり、世界を代表するホログラフィ・アーティストとして評価されている。
企画展「ホログラフィ・アートの先駆者(パイオニア) 石井勢津子」は、石井勢津子の過去最大規模となる回顧展。立体映像などによって芸術と科学の融合から生まれた幻想的な空間を展開し、ホログラフィ・アートの魅力を紹介する。
企画展「ホログラフィ・アートの先駆者(パイオニア) 石井勢津子」
会期:2022年7月16日(土)~9月4日(日)
会場:北九州市立美術館 本館
住所:福岡県北九州市戸畑区西鞘ヶ谷町21-1
開館時間:9:30~17:30(入館は17:00まで)
休館日:月曜日(月曜日が祝日・振替休日の場合は開館し、翌火曜日が休館)
観覧料:一般 1,300円(1,100円)、高校・大学生 800円(600円)、小・中生学 600円(400円)
※( )内は前売および20名以上の団体料金
※障害者手帳の提示者は無料
※65歳以上の北九州市在住者は2割減免(公的機関発行の証明書などを提示)
【問い合わせ先】
北九州市立美術館 本館
TEL:093-882-7777