展覧会「一笑一顰(いっしょういっぴん) ~日本美術に描かれた顔~」が、奈良の大和文華館にて、2022年8月19日(金)から10月2日(日)まで開催される。
展覧会名の「一笑一顰」とは、微笑んだり、眉をひそめたりといった、顔にあらわれる表情の些細な変化を指す。絵画には、人物の感情を表情や仕草であからさまに描きだす作品が存在する一方、表情だけからはその思いを読み取ることが難しいものもある。
本展では、人物の表情や仕草に着目しつつ、《佐竹本三十六歌仙絵断簡小大君像》や尾形光琳筆《中村内蔵助像》(いずれも重要文化財)などの日本美術作品を紹介。あわせて、作品の背景となる物語や解釈にも光をあて、日本美術に描かれた人びとの表情にあらわれた魅力を探ってゆく。
展覧会「一笑一顰(いっしょういっぴん) ~日本美術に描かれた顔~」
会期:2022年8月19日(金)~10月2日(日)
会場:大和文華館
住所:奈良県奈良市学園南1-11-6
開館時間:10:00〜17:00(入館は16:00まで)
休館日:月曜日(9月19日(月・祝)は開館)、9月20日(火)
入館料:一般 630円、高校・大学生 420円、小・中学生 無料
※20名以上の団体は相当料金の2割引で引率者1名無料
※障がい者手帳の所持者および同伴者1名は2割引き
【問い合わせ先】
大和文華館
TEL:0742-45-0544