展覧会「ヨシタケシンスケ展かもしれない」が、松坂屋名古屋店内の坂屋美術館にて、2022年12月10日(土)から2023年1月15日(日)まで開催される。
ヨシタケシンスケは、頭のなかに広がる果てしない妄想やアイデア、クスッと笑える人のクセやしぐさ、世界の真理をつくようなものの見方を細いペン先で表現し、多くの人々を惹きつけている絵本作家。絵本出版以前よりイラストレーターや造形作家としても活躍してきた。2013年には初の絵本『りんごかもしれない』を出版し、そのほか『もう ぬげない』『りゆうがあります』『おしっこちょっぴりもれたろう』など、数多くの賞を受賞している。
ヨシタケ初の大規模個展となる「ヨシタケシンスケ展かもしれない」では、作家の発想の源であるスケッチや絵本原画に加えて、本展のためにヨシタケが考案した立体物や愛蔵コレクションなど約400点以上を展示。発想の豊かさが持ち味のヨシタケの世界観に浸ることができる。
絵本作家デビュー以前より描きためてきた1万枚を超える膨大なスケッチの中から、約2,000枚を複製し公開。妄想やアイデアにあふれ、世界の見方が詰まったヨシタケの頭の中を覗き見できる。
また、デビュー作『りんごかもしれない』をはじめ、『つまんない つまんない』『なつみはなんにでもなれる』など約20作の人気絵本の原画や構想段階のアイデアスケッチなどを紹介。加えて、ヨシタケのアイデアによって、作品の世界に入り込んだような体験展示も用意する。大人も子どもも体と心を動かして楽しめるのが魅力だ。さらに、学生時代の立体作品や、アトリエに保管されていた貴重な私物コレクションなど約400点以上の作品も展示。独自の世界観や創造力などを垣間見れるような作品が並ぶ。
なお、会場ではヨシタケの絵本に登場するキャラクターをモチーフにしたオリジナルグッズが勢揃い。「甘いもので頭がいっぱい巾着」や「ミニトート おしっこちょっぴりもれたろう 緑」などを取り揃える。
【詳細】
展覧会「ヨシタケシンスケ展かもしれない」
期間:2022年12月10日(土)~2023年1月15日(日)
※1月1日(日・祝)は休館日
場所:松坂屋名古屋店 南館 7階 松坂屋美術館
住所:愛知県名古屋市中区栄3-16-1
時間:10:00~18:00
※入館は閉館30分前まで
入館料:一般 1,000円(800円)、高・大生 700円(500円)、小・中生 400円(300円)
※未就学児は無料 ※( )内は前売・優待料金