2002年、ロベルト・メニケッティが自身の名を冠したブランド「メニケッティ」を設立。
ロベルト・メニケッティ(Roberto Menichetti)は1966年、ニューヨークバッファローに生まれる。両親はイタリア人で仕立屋を運営。その影響から、ロベルト・メニケッティ幼い頃からテーラードに興味をもつ。イタリア、ペルージャのアカデミー・オブ・ファインアーツにて博士号を取得。
クロード モンタナでキャリアをスタート。その後、ジル サンダーのもとで5年間勤め、アシスタントデザイナーを経験。
99年にバーバリーの高級ライン、プローサムのクリエイティブ・ディレクターに就任。2000年、イギリスのELLEスタイルアワードにてブリティッシュ・ベスト・デザイナー賞を受賞。2001-2002A/Wを最後に、バーバリー・プローサムのクリエイティブ・ディレクターを更迭される。
その後、セルッティのデザイナーに就任するも1シーズンでセルッティを去りニューヨークに戻ることを決意。
2002年、自身の名を冠したブランド「メニケッティ(MENICHETTI)」を発表。2004-2005A/Wシーズンより、ニューヨークコレクションで発表。2005S/Sから 2005-2006A/Wまで、セリーヌのアーティスティック・ディレクターを務めた。
2009年、イタリアのカシミアのニットウェアで有名なブランド「クルチアーニ」のクリエイティブ・ディレクターに就任。
現在、レディース・メンズコレクション、アクセサリーラインと展開。
メニケッティはデザインの前に徹底的なリサーチを行なうデザイナー。ウール、カシミアと綿のような天然糸をより技術的繊維と絡み合わせる研究やリサーチによって生地を作ってゆくという。そのような努力もあり、メニケッティの服はとても着心地が良い生地でシルエットが美しくなっている。