1997年、トーマス マイヤーが自身の名を冠したブランド「トーマス マイヤー」をスタート。
トーマス マイヤーはファッションブランド。アメリカのNYを拠点としている。メンズ&ウィメンズウェアの他、アイウェアも展開している。
天然繊維をふんだんに使ったシンプル、クリーン、洗練されたスタイルが特徴。ウェアはイタリアで生産している。ラグジュアリーを追求すると同時に、個々の内面、個性が潜在的な部分に入っていけるか、ということを探求し続けるデザイナー。
トーマス・マイヤー(Tomas Maier)はドイツ生まれ。国籍はオーストリア。シャンブル・サンディカル・ド・ラ・クチュール・パリジェンヌ(パリクチュール協会付属モード学校)出身。
ソニア リキエルで働いた後、エルメスで9年間、レディス・プレタポルテ、レザーグッズ、アクセサリーのデザインを担当。1997年に自身のブランドをスタート。高級スイムウェアとリゾートウェアを展開。
2001年、ボッテガ ヴェネタのクリエイティブデザイナーに就任。 従来から持つ、重厚なブランドにマイヤーの革新的なスタイルを持ち込みスタート。ブランド固有のエレガンスと工房の技術に新たなスタイルを加えた。ブランドがもと元々兼ね備えていた職人技にマイヤーが装飾的なテクニックを加える。
※PPR(現ケリング)傘下のグッチグループがボッテガ ヴェネタを買収、これを機に事業の拡大が加速、数年で、イタリアの中でもそこまで大きくなかったブランドが、世界に名の知れたブランドにまで成長した。
2017年、プーマと“ヤシの木”柄をエンボス加工したシューズを発表。
2018年、ユニクロとコラボレーションでリゾートウェアを発表。同年、2001年より約18年に渡ってブランドを率いたが、ボッテガ・ヴェネタのクリエイティブ・ディレクターを退任した。