2008年、フェルナンド・ペンサトが自身でシューズ作りを始める。
カルディナーレ(KARDINALE)はイタリアのシューズブランド。
2008年、友人の結婚式に招待されたフェルナンド・ペンサト(Fernando Pensato Jr)が、「スタイリングに普通の革靴では個性がない」と、これまで自身が感じていた違和感を排除すべく、特注のベルベット生地にオリジナルの刺繍を施した自分の為だけにデザインされたシューズで式に出席し、多くのセレブリティの注目を集めた。これがカルディナーレ誕生のきっかけ。
フェルナンド・ペンサトは、有名靴デザイナーであるイタリア人の父と、モード誌の編集者であるドイツ人の母を持ち国際色豊かな街モナコ・モンテカルロで育てられた。そしてスイスで最も古く、世界中のセレブリティや王子が通う世界で最も高級な寄宿学校であるル・ロゼに通い、卒業後、アメリカ・ボストン大学への進学を経て、経済学の学士号を取得。その後、モナコに戻り父親が経営するプライベートヨット・クルーザー向け高級食品エージェンシーでビジネスの手腕を発揮した。
こうしたモナコでの生活、社交界を通じて真の“エレガント”を知り尽くしたオーナー兼デザイナーであるフェルナンド・ペンサトの独創的な世界観から生み出されるシューズは、素晴らしい履き心地と絶妙なスタイルを提供し、上品でありながらユニークなデザインを特徴としている。その洗練されたハイセンスなスリップオンは瞬く間にセレブリティの間で知られる存在となった。
まるで贅沢なルームシューズを思わせるような滑らかな履き心地を持ちながらも、フォーマルなスーツスタイルにまで履きこなすことができるカルディナーレのルームシューズ。赤いソールがブランドアイコンとなり、上質なスウェードにタッセルを模した刺繍が施され、スワロフスキーやシルバーをあしらったバリエーションは気品に溢れる。