1984年、エンリーベグリンがイタリアのエルバ島で創業。
エンリーベグリン(HENRY BEGUELIN)のバッグは高級素材を使用し、ハンドメイドですべて作られる。シンプルだがどこか温かさが伝わってくるデザイン。ステッチの丁寧なところなど、ディテールへのこだわりも強い。「オミノ」と呼ばれる小人の刺繍がブランドのシグニチャーで、この小人は、まさにブランドのもつさりげない温かさを、表現している。
高級バッグではあるが、他のブランドに比べ、スタイリッシュでもなく、特別洗練されているわけでもない。しかし、他と決定的に異なるのが、ブランドの持つ不思議な優しさや味わい深さがあり、同じタイプのバッグでも、世の中に一つしかないのではないかと思わせる。(事実使用するごとに味がでるためたった一つのバッグになるといった評価も受ける)
エンリーベグリンはブランドとして、始めはベルトとバッグからスタート。その後、靴、カゴバッグ、家具とレパートリーを増やしていった。日本ではバッグの他に、財布、靴(ブーツ)、手帳、名詞入れなどの小物類にも人気がある。
コム デ ギャルソンとカンを使用して作られるベルトでコラボレーションも展開。