1999年、デザイナーの中西薫がジュエリーブランド「カオル(KAORU)」をスタート。
「カオル(KAORU)」は京都生まれのジュエリーブランド。 デザイナーの中西薫が1999年にスタートさせた。
中西薫が生まれ育った場所、京都にアトリエを構え、商品はアトリエで製作している。キャストから商品の製作まで手作業で行うことにこだわっている。流行を追い求めず古き良きものから得たインスピレーションをもとに、独自の価値観で本当に身に着けたいジュエリーをデザインしている。
「カオル(KAORU)」のアイコンモチーフは、レース。優美でエレガントなかぎ針編みレース、美しい装飾のビクトリアンレース、上海で出会ったスワトウレースなど、中西薫が影響を受けたレースをインスピレーション源に、ブランドが持つ高い職人技によって、レースモチーフのジュエリーが製作されている。
また、京都で生まれ、京都で「カオル(KAORU)」のジュエリーを製作している背景から、歴史的文化と芸術が色濃く残る京都も度々モチーフとして起用されている。加えて、中西薫が日々出くわす「ちょっとおかしな美しいものたち」も、作品の中で自由に表現されている。
手作業だからこそ生み出される絶妙なバランスやフォルム、有機的なラインなど「カオル(KAORU)」が得意とするディテールは、草花からの影響も受けている。京都・南禅寺を囲む深緑の木々、円山公園のしだれ桜、屏風に描かれた優雅な花々などを中西薫は、インスピレーション源として挙げている。
2022年、カオルがプロデュースする新ブランドとして「プラスレコルド(plus RECORD)」がスタート。愛・知・新・芯の4つをキーワードに、「今を記録するジュエリー」をコンセプトにしたブレスレットやリングなどを展開する。