2001年、ロート製薬株式会社が「オバジ(Obagi)」をスタート。
「オバジ(Obagi)」は、ロート製薬株式会社が展開する日本のスキンケア、ビューティブランド。目薬や胃腸薬などを取り扱うロート製薬株式会社が、機能性化粧品として「オバジ(Obagi)」をスタートさせる。
ブランドの始まりは、スキンケア研究者ゼイン・オバジ(Zein Obagi)との出会い。アメリカで活動するゼイン・オバジは、皮膚のメカニズムに着目した「SHR理論」の第一人者として知られる人物で、「あらゆる肌悩みは、肌内部の問題が結果として肌表面にあらわれたものとして捉える」という理論を展開。これに共鳴したロート製薬株式会社が、ゼイン・オバジが唱える「真のスキンケア」を実現するため、製剤開発における研究力と技術力を結集させたブランドをスタートする。
「オバジ(Obagi)」の代名詞といえるのが「ビタミンC」。一般的に化粧品に使用されるビタミンCは、ビタミンC誘導体とピュアビタミンCの2種類の大きく分類される。すぐに働く即効型のピュアビタミンCは、壊れやすく、肌に浸透しにくいという弱点があり、化粧品への配合は難しいとされてきた。
このピュアビタミンCの悩みをクリアしたのがオバジ。看板製品である美容液「Cセラム」には、肌(角層)の中ですぐに働くピュアビタミンCを、限界まで配合している。美容液「Cセラム」は、肌悩みなどに合わせてビタミンC濃度を選べるのも魅力。さらに、Cセラムの中でも限界濃度のピュアビタミンCを配合した「C25セラム ネオ」も展開する。
美容液「Cセラム」に並んで、オバジを代表するのが、エイジングケア「Xシリーズ」のクリーム「ダーマアドバンスドリフト 」。人工皮膚からの着想をヒントに作られたクリームは、ハリにアプローチ。10年を超える研究を重ねた独自の保湿成分も配合している。
製品は、「オバジC」シリーズ、「オバジX」シリーズを中心に、洗顔、ローション、セラム、クリームとバリエーション豊富なスキンケアアイテムを展開している。