1997年、マシュー ウィリアムソンが自身の名を冠したブランド「マシュー ウィリアムソン」を設立。
マシュー ウィリアムソンは1971年、イギリスのウィンチェスター生まれ。セントマーチンズにてプリントデザインを学ぶ。
卒業後はフリーランスのデザイナーとしてマルニなどのデザインに関わる。その後、ロンドンのモンスーン&アクセサライズに在籍。
97年、自身の名を冠したブランド「マシュー ウィリアムソン」を設立、エレクトリックエンジェルと題して、ショー形式でコレクションを発表。グラフィカルカラーが巧みな点とエスニックな要素を取り入れたデザインが特徴。ニューヨークで発表していたせいか、徐々に機能的で、着やすいデザインへとシフトしている。
2002年に発表の場をニューヨークに移す。(2008S/Sコレクションにて再度ロンドンに戻る)2004年、エル・デザイナー・オブ・ザ・イヤーを受賞。
2005年、クリスチャン ラクロワから引き継ぐ形で、LVMHグループのエミリオ・プッチのクリエイティブ・ディレクターに就任し、2006A/Wからエミリオプッチのコレクションを発表。ラクロアの後を引き継いで、カラフルで明るいプリント柄のコレクションを発表した。プッチでは2009S/Sまで、約3年間に渡り活躍した。
2007年、ブランド設立10周年を記念して、ロンドンのデザインは博物館で回顧展を開催。2008S/Sコレクションはロンドンコレクションへのカムバックにふさわしく、最も注目を集めるブランドの一つとなった。コレクション中、客席にいたプリンスがステージに上がり、歌を生で熱唱するものだった。
2009年、H&Mとコラボレーションによるコレクションを発表。
2010年、メンズウェアのコレクションを開始。