化膿レンサ球菌…新納慎也
咽頭、消化器、皮膚などに生息する、ごくありふれた常在菌の一種だが多様な疾患の原因となることがある。鋭いトゲや触手を持つ凶悪な細菌として、細胞たちの前に立ちはだかる。
黄色ブドウ球菌…小沢真珠
皮膚や毛穴などに常在し、毒性が高く創傷部などから体内に侵入、表皮感染症や食中毒、肺炎、髄膜炎、敗血症などを引き起こす細菌。戦場と化した体内で逃げ惑う細胞たちの姿をみながら高笑いする姿も。
最強の敵(?????)…Fukase(SEKAI NO OWARI)
どこか精気を失っているようで悲し気な瞳をもつ、最強のラスボス。
漆崎茂…阿部サダヲ
妻を早くに亡くし、娘の日胡と暮らしている。不規則な生活を送り、ジャンクフード・酒・たばこが大好き。茂の体内では、ブラックな労働環境に疲れ果てた細胞たちがいつも文句を言っている。やがて、茂の体内への侵入を狙う病原体たちが動き始める。
漆崎日胡…芦田愛菜
父の茂と2人暮らし。まじめな性格で、高校に通いながら献身的に家事も行う。健康的な生活習慣を心がける一方で、不摂生な茂の健康を心配している。日胡の体内の細胞たちは、いつも楽しくはたらいている。
武田新…加藤清史郎
芦田愛菜演じる“健康優良な女子高生”漆崎日胡が想いを寄せる憧れの先輩。
『はたらく細胞』実写版の監督を務めるのは、『のだめカンタービレ』前後編をはじめ、『翔んで埼玉』『テルマエ・ロマエ』などヒット作を手がける武内英樹。また、脚本家には『かぐや様は告らせたい〜 天才たちの恋愛頭脳戦〜』『カイジ ファイナルゲーム』などを手がけ、『翔んで埼玉』では武内英樹とタッグを組んだ徳永友一が担当。大ヒットコンビが再タッグを組む。
主題歌は、Official髭男dismの書き下ろし楽曲「50%」。原作のファンであるというボーカルの藤原聡は、「昨年、身体に無理をさせ過ぎて、暫くライブが出来なくなりました。今は何ともないですが、健康第一、そんな聞き飽きたはずの言葉がやけに刺さった所で今回のオファーを頂き、アイデアが溢れ出て来ました。50%くらいの力加減で自分を労りながら日々生きて、譲れない瞬間や、大切な瞬間、そんな時だけ本気で頑張ったり、楽しんだりする。そんな塩梅で生きたいという願いを、100%の熱量を込めて作りました。」と制作の想いを明かしている。
映画史上最“小”の主人公、その名は、細胞!人間の体内の細胞数はおよそ37兆個。酸素を運ぶ赤血球、細菌と戦う白血球、そのほか無数の細胞たちが、あなたの健康と命を守るために日夜全力ではたらいているのだ。
高校生・漆崎日胡は、父親の茂と2人暮らし。まじめな性格で健康的な生活習慣の日胡の体内の細胞たちは、いつも楽しくはたらいている。一方、不規則不摂生に日々を過ごす茂の体内では、ブラックな労働環境に疲れ果てた細胞たちがいつも文句を言っている。親子でも体の中はえらい違いだった。
仲良し親子のにぎやかな日常。しかし、その体内への侵入を狙う病原体たちが動き始める。漆崎親子の未来をかけた、細胞たちの「体内史上最大の戦い」が幕を開ける!?
【作品詳細】
映画『はたらく細胞』
公開日:2024年12月13日(金)
監督:武内英樹
脚本:徳永友一
出演:永野芽郁、佐藤健、芦田愛菜、山本耕史、仲里依紗、松本若菜、染谷将太、板垣李光人、加藤諒、加藤清史郎、マイカ・ピュ 、深田恭子、片岡愛之助、新納慎也、小沢真珠、Fukase、塚本高史、一ノ瀬ワタル、DJ KOO、阿部サダヲ
原作:清水茜「はたらく細胞」(講談社「月刊少年シリウス」所載)
配給:ワーナー・ブラザース映画