特別展「やきものにうたう:ハンガリー現代陶芸展」が、岐阜県現代陶芸美術館にて、2023年4月22日(土)から7月2日(日)まで開催される。
中欧の国ハンガリーは、その複雑な歴史を反映するかのように、独自の陶芸文化を育んできた。とりわけ第二次世界大戦後には、社会主義の時代を経験し、1989年の民主化を経て現在に至るという激しい社会変化のなか、作家たちはそれぞれの方法で表現を模索している。
特別展「やきものにうたう:ハンガリー現代陶芸展」は、ハンガリー現代陶芸をまとまったかたちで紹介する、日本のみならず世界的にも珍しい展覧会。ブダペスト国立工芸美術館による全面的な学術協力のもと、1960年代以降におけるハンガリーの陶芸の流れを、その歴史的背景にも光をあてつつたどってゆく。
本展では、フス・ジェルジ(Fusz György)やフェケテ・ラースロー(Fekete László)、ゲスレル・マーリア(Geszler Mária)、カーダシ・エーヴァ(Kádasi Éva)など、ハンガリーの巨匠から新進気鋭の作家までが出品。メッセージ性の強い造形作品、華麗な食器類、そしてアクセサリーなど、多様な作品112件を展示する予定だ。
特別展「やきものにうたう:ハンガリー現代陶芸展」
会期:2023年4月22日(土)~7月2日(日)
会場:岐阜県現代陶芸美術館 ギャラリーI
住所:岐阜県多治見市東町4-2-5 セラミックパークMINO内
開館時間:10:00〜18:00(入館は17:30まで)
休館日:月曜日
観覧料:一般 1,000円(900円)、大学生 800円(700円)、高校生以下 無料
※( )内は20名以上の団体料金
※身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳、特定医療費(指定難病)受給者証および付添者1名までは無料
【問い合わせ先】
岐阜県現代陶芸美術館
TEL:0572-28-3100