長野・軽井沢の軽井沢安東美術館では、1周年記念特別企画「ようこそ藤田嗣治のお家へ」を、2023年9月15日(金)から2024年2月20日(火)まで開催する。
藤田嗣治の作品だけを収蔵、展示する美術館として、2022年10月に開館した軽井沢安東美術館。その1周年を記念して開催される特別展示「ようこそ藤田嗣治のお家へ」では、200点を超すコレクションのなかから、初公開作品を含む作品の数々を紹介する。
初公開となるのは、猫が寄り添う藤田自身を描いた《猫のいる自画像》(1926年)、藤田のモデルとして多くの作品に登場するマドレーヌ・ルクーを乳白色で描いた《婦人像》(1932年)、そして第二次世界大戦後の藤田の心情を伝えるかのような《除悪魔 精進行》(1952年)など。
また、美術館での展示全体を通じて、初期から晩年に至るまでの藤田の人生をたどるほか、パリのオペラ座やパレ・ロワイヤル、市場、下町などを版画で表現した挿画本『魅せられたる河』(1951年)の特集展示を、9月15日(金)から12月12日(火)まで開催する。
1周年記念特別企画「ようこそ藤田嗣治のお家へ」
会期:2023年9月15日(金)〜2024年2月20日(火)
会場:軽井沢安東美術館
住所:長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢東43-10
開館時間:10:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:水曜日(祝日の場合は開館、翌平日に休館)、年末年始、1月中旬、2月下旬
※休館日については美術館公式サイトを確認のこと
観覧料:一般 2,300円、高校生以下 1,100円、未就学児 無料
※オンラインチケット購入の場合は100円引き
※そのほか各種割引あり
■同時開催
特別展示「藤田嗣治と巡るパリ─『魅せられたる河』より─」
会期:2023年9月15日(金)〜12月12日(火)
会場:特別展示室
【問い合わせ先】
軽井沢安東美術館
TEL:0267-42-1230